マドンナ<br>Photo credit: Steven Klein<br.Styling credits: Gina Brooke using Shu Uemura and Andy Lecompte of SOLO Artists

写真拡大

 全世界で1千万枚以上の売り上げを記録した前作「CONFESSIONS ON A DANCEFLOOR」から約2年半、4月30日に待望のニューアルバム「Hard Candy」を発表するマドンナ。今月10日には「Rock and Roll Hall of Fame and Museum」に出演し、ロックの殿堂入りを果たした彼女が、5月12日よりフジテレビ系月曜9時枠で放送開始となる、木村拓哉・主演ドラマ「CHANGE」の主題歌を担当することが決定した。

 マドンナの楽曲が、連続ドラマの主題歌になるのは世界初。木村が総理大臣を演じる同ドラマの制作スタッフが「このスケール感があり、夢にあふれた作品の主題歌にはマドンナしかいない!」とオーダーした所、ドラマの内容に深く感銘を受けたマドンナは「ぜひ自分の曲を使って欲しい」と、ドラマの趣旨に合う曲「Miles Away」を完成させた。

 マドンナは、ドラマ主題歌について「私の曲がドラマで使われることはとても光栄だわ。実は『Miles Away』は新作『Hard Candy』で一番気に入っている曲なのよ。日本の人々がテレビをつけるたびに、あの曲を聴いてくれるとのはとても素敵なことだわ」とコメント。対する木村拓哉は「まだ自分は曲を聴いていませんが、撮影現場にはこの曲を聞きながら向かいたいと思います」と、今からマドンナの曲を心待ちにしている様子を語った。

 「Miles Away」は本日17日より世界初となるテレビ・オンエアを開始。世界で同曲を聴けるのは日本だけとなる。一向に解決のめどが立たない年金問題、度重なる汚職事件、首相の電撃辞任…と現在、問題山積の日本の政治。アメリカでもヒラリー対オバマによる白熱した大統領予備選挙が展開されていることもあり、世界中の熱い視線が一段と政界に向けられている中、最年少総理大臣となる木村総理が世の中を、政治を、日本を、人の心をどのようにCHANGEしてくれるのだろうか。

 選挙の勝敗を決めると言っても過言ではないポジション・選挙プランナー役を演じるのは、阿部寛。「選挙は唯一法律的に認められた戦争だ!」と言い切り、全く経験のない木村演じる小学生教師を議員に、さらには総理大臣にまで豪腕で押し上げていく重要な役となる。「結婚できない男」以来のフジテレビ連続ドラマ出演となる阿部だが、木村とは「HERO」でも息の合ったチームワークを見せているだけに、今回はひと味違った同志としてどのような演技を見せるか楽しみな所。

 さらに、木村を総理大臣にしていく上で裏で糸をあやつる大物政治家として、フジテレビドラマは「優しい時間」以来となる寺尾聰が決定。すでに発表されている有能秘書・深津絵里に加えて、ドラマを華やかに盛り上げる加藤ローサの出演も決定し、木村拓哉を中心どのような恋愛模様が展開されるのかも見逃せない

マドンナ - アーティスト情報
CHANGE - フジテレビ

■関連記事
「HERO」 サウンドトラックが異例のヒット(2007年09月08日)