カンプ・ノウでのクラシコを制し、バルセロナとの勝ち点差を7ポイントに広げ、首位を独走するレアル・マドリーは今シーズン、ここまでホーム8戦全勝、アウェイでは5勝2分2敗と確実にポイントを稼ぎ、好調さをキープしているが、意外なところに好調さの秘密があった。

 それは、ジプシーキングスの“アレグリア”にあった。試合前、セルヒオ・ラモスはこの曲を聞いているが、それがチームメイトらにも浸透。ウォーミングアップ前とハーフタイムに “アレグリア”をかけてからチームの好調が続いているため、今ではすっかり恒例になっているという。もちろん、バルセロナ戦でもかけたとのこと。

 セルヒオ・ラモスのお気に入りの曲である“アレグリア”は、今ではシュスター監督も気に入っているという。試合前、メンバーが同じ曲を聞くことでチームがまとまり、テンションを高め、それが好結果につながっているといったところだろうか。“アレグリア”は、レアル・マドリーの好調さに一役かっているのは間違いない。充実の2007年となったレアル・マドリーは、リーガ、チャンピオンズリーグ、スペイン国王杯の3冠を目指す。2008年も“アレグリア”がチームに“喜び”をもたらしてくれるに違いない。

(スペイン通信)