LAギャラクシーのデイヴィッド・ベッカムが来月スペインで行われる慈善試合に出場するかどうか、結論を先延ばしにしている。これはイングランド代表に再招集されることを考えてのことだ。
 ベッカムはレアル・マドリー時代のチームメートだったジネディン・ジダン氏とロナウドから、11月19日に行われる「貧困撲滅」を謳った慈善試合への参加を求められている。
 しかし、その2日後に予定されているイングランド代表のEURO2008予選最終戦のクロアチア戦へ招集されることをベッカムは期待しているのだ。
 ただし、自力突破がなくなり崖っぷち状態のイングランド代表だけに、実戦をしばらく離れていたベッカムをマクラーレン監督が招集するかは微妙なところ。
 ベッカムのアドバイザーは、「現時点ではまだ何も決めていない。デイヴィッドはスペインで慈善試合に出場することを望んでいるが、イングランドがクロアチアと対戦するわずか2日前の試合だけに判断は難しい。もう少し近づいてから決めることになるだろう」と話した。