チャンピオンズリーグの登録メンバーから漏れたことで、来年1月の移籍が確実視されているチェルシーのバラック。彼の獲得にはレアル・マドリー、インテルが最も興味を示していると言われている。

 そんななか、チェルシーのピーター・ケニヨンGMは、「我々はバラックを売却するつもりなど毛頭ない。彼がチャンピオンズリーグのリストに入らなかったのは、単にコンディションが良くないからだ」と、移籍の可能性を完全否定した。

 しかしイギリス国内をはじめヨーロッパでは、「貴重な戦力であれば、一時的にコンディションが悪くても、もっとも重要であるべきチャンピオンズリーグのリストから外すはずはない」との意見が大勢を占めている。バイエルンでは「新皇帝」とまで評されたものの、チェルシー移籍後はチームに馴染めず、実力を存分に発揮しているとは言い難い。バラック本人も新天地への移籍を希望しているとも噂されているだけに、来年1月の移籍マーケットでは、大きな話題を集めることになりそうだ。