涙をこらえることができなかった佐伯(写真左)とペアを組む楠原

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 ビーチバレー国内開幕戦(愛知大会)の男女決勝が29日、知多市の新舞子マリンパークで行われた。男子は朝日健太郎(フリー)、白鳥勝浩(湘南ベルマーレ)組が、渡辺聡、西村晃一(レオパレス・ウィンズ)組をセットカウント2−1で下し、優勝を果たした。女子は小泉栄子、田中姿子(フリー)組が楠原千秋(湘南ベルマーレ)、佐伯美香(ダイキ)組と最終セットまで戦い、セットカウント2−1で勝利。昨年の愛知大会に続いて2連覇を決めた。人気を集めている浅尾美和、西堀健実(ケイブロス)組は準決勝でセットカウントを奪えず、敗退した。

<JBVツアー愛知大会・男子決勝>
朝日、白鳥 2−1 渡辺、西村
(18−21、21−13、15−11)

<JBVツアー愛知大会・女子決勝>
田中、小泉 2−1 楠原、佐伯
(15−21、21−19、15−10)

<JBVツアー愛知大会・女子準決勝>
田中、小泉 2−0 浅尾、西堀
(21−15、21−17)


佐伯美香、インタビュー中に思わず泣き出す
 相手の実力ではなく「自滅してしまった」と反省の弁を口にした佐伯。結婚した夫と子供が会場で声援を送っていたことについて聞かれると「声が聞こえた。一人で闘っているんじゃないと思った」と答えた直後、感情が高ぶり泣きだしてしまった。

朝日健太郎を支える妻の存在は…
 一方、満面の笑みを浮かべたのは男子優勝をもぎ取った朝日健太郎。妻の応援と選手生活のバックアップに「いつも支えてくれて、内助の功というべきか…」と感謝の言葉を表した。

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