韓国、北朝鮮との停戦ラインに機関銃装備のロボット配備へ=侵入者阻止で

AP通信によると、韓国産業資源省は28日、北朝鮮との停戦ラインで、侵入者を探知し制圧する警備ロボットを開発したことを明らかにした。新型ロボットは2キロ(夜間1キロ)先までの自動車など移動する物体と人間を識別し、不審な動きをとらえると警報を発するほか、武器として、ゴム弾銃か機関銃を装備することが可能という。また、同ロボットは10メートル以内で合い言葉によって、敵味方の区別が可能な音声認識機能を持っている。丁世均産業資源相は、同ロボットは国境守備兵の任務を代替し、新時代を開くものだと述べた。軍用ロボットついては、韓国軍もすでに偵察から地雷除去まで可能な戦闘ロボットの開発に今月中に着手する計画を発表している。同国の国防省によると、このロボットはセンサーとテレビカメラを搭載する予定で、全長約250キロの停戦ラインへの配備も視野に入れているという。朝鮮半島では停戦ラインである北緯38度線をはさみ、韓国が65万人、北朝鮮が110万人の兵士をそれぞれ配置し、対峙している。関連記事:ワインやチーズの味を鑑定するロボット開発=NECと三重大(9月4日)ライブドア・ニュース 戸塚雅美記者/em(参照:http://blog.livedoor.jp/emasutani/)Copyright 2006 livedoor. All rights reserved.