U-20W杯、すでに「A代表デビュー」している9名の凄いヤングスター
![U-20W杯、すでに「A代表デビュー」している9名の凄いヤングスター](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/7/e/7eeaf_1469_d459ae44_08253feb-m.jpg)
ついに23日に開幕を迎えるU-20ワールドカップ。日本代表も参加するこの大会は、これからのサッカー界を担うタレントが一気に集まる注目のイベントだ。
そして今回は開幕直前企画として、U-20ワールドカップに参加する選手の中ですでにA代表を経験している人物を9名ピックアップして紹介しよう。
ディエゴ・ライネス(メキシコ/18歳)
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/5/9/592c3_1469_62da45024f993b9535922d75e53710b9.jpg)
乾貴士の保有権を持っているレアル・ベティスに所属しているメキシコ人ウインガー。1月のマーケットでクラブ・アメリカから1400万ドル(およそ15.4億円)というかなりの額で加入した天才ヤングスターだ。
体格的には恵まれていないものの、「メキシコのメッシ」とも呼ばれる高いテクニックを生かした華麗なドリブル突破に魅力がある左利きのウイングである。メキシコ代表4capを保有。
キム・チョンミン(韓国/19歳)
Hwang Hee-chan and Kim Jung-min have won gold at the Asian Games with South Korea, which means both will be exempt from compulsory military service. #RBSalzburg #Liefering pic.twitter.com/BU2CxXZQKi
— Red Bull Hub (@RedBullHub) 2018年9月1日
昨年行われたアジア大会に出場したMF。ソン・フンミンらとともに決勝戦で日本代表を撃破、見事優勝メダルを手にしている。
今季は南野拓実が所属しているレッドブル・ザルツブルクのリザーブに当たるリーフェリンクでプレーし、17試合で3ゴールを決めた。昨年11月のオーストラリア戦でフル代表デビューを果たし、1capを保有している。
韓国では他にもイ・ガンイン、チョ・ヨンウクと2名が10代のうちにフル代表を経験している。
ティモシー・ウェア(アメリカ/19歳)
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/9/b/9b215_1469_6a674970ecebd3ad3d55b49145774312.jpg)
あのリベリアの英雄ジョージ・ウェア(現大統領)の息子に当たるティモシー。アメリカで育ったが2014年にフランスへと渡り、パリ・サンジェルマンの下部組織に所属した。
昨季リーグアンにデビューし、今季は初ゴールも奪取する活躍を見せた。後半戦ではセルティックへとローン移籍して修行している。アメリカのフル代表に選出されたのは昨年3月で、これまで8capを獲得した。
セク・コイタ(マリ/19歳)
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/d/5/d5ccd_1469_656f3cc59dcd4b5aa15efe166e637603.jpg)
なんとセク・コイタが初めてマリのフル代表でプレーしたのは2016年。16歳でアフリカン・ネイションズチャンピオンシップに出場し、ゴールまで決めている。19歳の天才FWがU-20ワールドカップに選ばれた。
キム・チョンミンと同じレッドブル・ザルツブルク傘下のリーフェリンクに所属しているが、今季はヴォルフスベルガーにローン移籍。1部リーグで経験を積んだ。マリ代表6cap、1ゴール。
アンドリー・ルニン(ウクライナ/20歳)
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/a/0/a0823_1469_1cc7247ca466d3585505aee3ef6cc29e.jpg)
ウクライナの天才GKとして名が知られている。現在はレガネスに貸し出されているが、昨年夏にはレアル・マドリーに保有権が買い取られており、これからの活躍が楽しみなタレントだ。
ドニプロの下部組織で育ち、移籍したゾリャ・ルハンスクでレギュラーを奪取。その年令を感じさせないプレーが高く評価されている。ウクライナ代表3capを保有する。
クチョ・エルナンデス(コロンビア/20歳)
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/7/9/79f43_1469_d8a91ff5759708d631f5bb889f726ca7.jpg)
18歳でポッツォ・ファミリーが持つグラナダに引き抜かれたクチョ・エルナンデス。その後同じグループが所有するワトフォードに移り、そして2年ローンでウエスカへと貸し出されているところだ。
昨季は2部で16ゴールを決める活躍を見せ、大きな注目を集めた。今季は4ゴールと萎んでしまいチームも降格したが、彼はすでにワトフォードへ戻ることが明らかになっている。セビージャやヘタフェが狙っているとか。コロンビア代表ではコスタリカとの親善試合でデビューし、1試合で2ゴールを決めた。
ジェジソン・フェルナンデス(ポルトガル/20歳)
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/6/9/69886_1469_4bc93c347715f2fe9ee79ad3b4a9d255.jpg)
人口わずか20万人、ギニア湾に浮かんでいる小さな島国サントメ・プリンシペで生まれたジェジソン・フェルナンデスは、今世界で最も注目されるヤングスターの一人だ。中盤で攻守に渡って貢献するその姿は、まるで若き日のモモ・シソコのようだ。
ベンフィカの2列目には欠かせない選手となっており、今季はポルトガル代表にもデビュー。すでに2capを獲得している。
サルプリート・シン(ニュージーランド/20歳)
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/3/b/3bf0b_1469_fc8c697bf5bfa8509db5de4cadfbb696.jpg)
ニュージーランドの超新星。すでにウェリントン・フェニックスではスタメンどころか中心的な存在であり、今季はAリーグで26試合に出場、5ゴールを決めた攻撃的MFだ。
名前からも分かる通り両親はインド系。幼少時はフットサルと並行してプレーし、圧倒的な実力を見せていたという。ニュージーランド各年代で選抜され、2017年のU-20ワールドカップにも出場している。A代表4cap1ゴール。
レオナルド・カンパナ(エクアドル/18歳)
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/2/7/27b0d_1469_fc856b14b435b7ab61f41150234a4f2e.jpg)
日本代表が対戦するエクアドルには3人のA代表経験者がいる。ディエゴ・パラシオス(ウィレムII)、スティベン・プラサ(バジャドリー)、そしてこのレオナルド・カンパナだ。
【関連記事】「23歳以下のヤングスター!現世界ランキングTOP10」
国内のバルセロナSCで育成されたストライカーで、187cmの巨体を持つ。U-20代表ではすでに9試合6ゴールと大爆発しており、飛び級招集でありながら別格の得点力を発揮している選手だ。A代表2cap。