リバプール、今季21G11Aのブルーノ・フェルナンデスに関心か

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リバプールがスポルティングに所属するポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス(24)の獲得に興味を示しているようだ。ポルトガル『Correio de Manha』の情報を引用してイギリス『ミラー』が伝えている。

母国のボアヴィスタ出身のブルーノ・フェルナンデスは、2012年に加入したイタリアのノヴァーラでプロキャリアをスタートさせると、ウディネーゼ、サンプドリアを経て、2017年にスポルティングへ加入した。高精度のテクニックに加え、モビリティにも優れる攻撃的MFは、加入初年度から公式戦65試合に出場し、16ゴール20アシストを記録。今シーズンもここまで公式戦38試合で21ゴール11アシストをマークしている。

リバプールでは現在、[4-2-3-1]のシステムを採用することが増加しており、ユルゲン・クロップ監督は中盤の強化を望んでいる模様。昨夏に目指していたリヨンに所属するフランス代表MFナビ・フェキル(25)の獲得は失敗したため、新たにブルーノ・フェルナンデスに白羽の矢を立てたようだ。

しかし、ポルトガル代表MFはクラブと昨年7月に新契約を締結し、契約解除金が1億ユーロ(約125億円)に設定されている。とはいえ、スポルティングは現在、2億8100万ユーロ(約353億円)と多額の借金を抱えており、なるべく高額での売り抜きを目指しているが、主力を売却しなければならない苦しい状況だ。

この状況にはリバプールだけでなくミランも注視しており、どちらのクラブも契約解除金以下での獲得を狙っているようだ。