ドコモ/au /SBの新モデルはハイ&ローの二極化へ! ミドルの大きな「穴」を埋めるスマホはどこ?

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大手携帯電話会社、NTTドコモ、au、SoftBankから2018年の夏商戦に向けた新機種が発表されました。

今夏の新モデルは、高性能モデルの「デュアルカメラ」搭載による写真や動画の撮影機能が強化されているのが大きな特徴です。
さらに下り最大1Gbps近い通信速度を実現も注目です。

これらの特徴から、今夏の高性能な新モデルは、昨年までの高性能スマートフォンのレベルを1つ上回っている、意欲的な機種が揃っています。

一方で、リーズナブルな価格と必要十分なスペックを兼ね備えたエントリーモデルが充実しているのも、目を引きます。
エントリーモデルでは、CPU性能や搭載メモリの底上げにより、快適な使用感を実現するといった進化をしています。


今回は、今夏モデルの傾向について改めて以下でご紹介しつつ、華やかなラインナップの中で筆者が見つけてしまった「穴」についても解説していきます。


○本当にコンデジがいらない時代が到来?デュアルカメラ搭載スマホが充実

NTTドコモが満を持して投入するトリプルカメラ搭載「HUAWEI P20 Pro HW-01K」


各社が今回用意した高性能モデルでも注目されているのが「カメラ機能」です。
iPhone Xのように2個以上のカメラを搭載し
・ズーム撮影
・広角撮影
・高画質化
など、メーカーによってカメラ機能を向上させるアプローチに違いはありますが、
・スマートフォンのカメラがこれまで不得意としていた
・コンパクトデジカメにまだ劣る
と評されていた部分を克服する機種が多数用意されています。

中でもNTTドコモには、デュアルカメラをどのメーカーよりも率先して搭載し、今年遂に「トリプルカメラ」に進化させたファーウェイのフラグシップモデル「HUAWEI P20 Pro HW-01K」も投入します。
今夏は高価格帯のモデルは「カメラ」の戦いになったと言ってもいいでしょう。

もちろん、基本性能も昨年モデルから大きく向上していますから、
・快適に動作して欲しい
・重たい3Dゲームもサクサク動いて欲しい
と考えている人も満足ができるラインナップです。


○安いは悪いとは言わせない、低価格帯の機種も大きく進化

4万円とは思えない、高性能、トレンドを押さえたLG style L-03K


スマホを買っても
・「電話」
・「メール」
・「Webブラウジング」
・「LINE」
といった使い方がほとんどという人にとって、10万円を超えることも珍しくないフラグシップモデルは「無駄な買い物」となります。

・高性能な機種
・高い本体価格
・高い月額料金
これらに嫌気が差し、必要十分なスペックの機種を毎月安く利用できる格安スマホが大きく話題になった事は記憶に新しいでしょう。

その流れにあせて2017年から大手の携帯電話会社も、
・低価格帯の機種スペックを底上げしお買い得感を増す
・毎月の料金が条件を満たせば格安スマホ並に安くなるプランを提供する
などの改善対策を行っています。

この流れは今回発表された機種でも継続されています。
3万〜4万円の値付けされたモデルでは
・大容量メモリ
・トレンドの縦長ディスプレイ
を搭載するなど、スペックに余裕を持たせ、日常で快適に利用できるモデルになっています。また2年以上の長期にわたって利用しても極端に陳腐化しないものがラインナップに追加されています。


○売れ筋の二極化とラインナップの穴
さて、ここまで今夏モデルの傾向をご紹介してきましたが、ここで気づくことがあります。

今夏モデルは
・カメラ機能を向上させた高性能、高級モデル
・お買い得感を高めた入門モデル
に二極化しているのです。

スペック表で見ても「ハイエンド」「ローエンド」のパーツで構成されています。

つまり真ん中の「ミドルレンジ」と呼ばれる性能・価格帯の機種が不在になっているのです。

ローエンドのスマートフォン性能が底上げされたことで、二極化したラインナップでも十分に満足できる一台に出会える可能性もありますが、
・10万円前後も予算はない
・多機能なスマホがほしい
・3Dなどゲーム操作も遊びたい
という人も多くいます。

今夏モデルは、こうしたニーズに対応するモデルが少ないのです。

この穴を埋めるのは、実は、大手の携帯電話会社のモデルではなく、今年発表されたSIMフリースマートフォンのミドルレンジモデルなのです。


5万円台でゲームも快適、デュアルカメラも搭載、大注目のZenFone 5(ZE620KL)


その中でも、大手携帯電話会社が夏モデルを発表するのと同じタイミングで発表された「ASUS ZenFone 5(ZE620KL)」はかなりオススメの1台です。

スペック面では、まさに「ド真ん中」、ミドルレンジの王道モデルと言えます。
さらにそれだけではなく
・広角、標準のデュアルカメラ
・トレンドのノッチ、縦長のディスプレイ
・大容量6GBのメインメモリ
を搭載するなど、ミドルレンジモデルながらハイエンドモデルに迫る豪華な仕様なのです。
本体価格は税込で5万円代とお買い得感が高い点も見逃せません。

ローエンドモデルにはない3Dゲーム等が快適に動くだけの性能と、ハイエンドモデルに迫る機能の豊富さは、まさに今夏の大手携帯電話会社の穴となっているミドルレンジモデルを埋める魅力があります。

今夏モデルのラインナップの「穴」であるミドルレンジモデルの喪失感に落胆した人は、この価格帯のSIMフリースマートフォンを視野にいれて検討してみると、本当に自分にあった一台を選ぶことができるでしょう。


迎 悟