保湿ティッシュは「甘い」報道に王子ネピアが対応(写真はイメージ)

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「鼻セレブ」などの商品で知られる王子ネピア(東京都中央区)が、ティッシュを「食べない」よう注意を促す文書を公式サイト上に掲載した。

一部メディアで、保湿ティッシュについて「舐めると甘い」などと伝えられたことを受けての対応。同社の広報担当者はJ-CASTニュースの取材に、「万が一のことを考え、危険を未然に防ぐ意図で注意を促した」と話した。

ティッシュは「食品ではありません」

王子ネピアは2018年2月23日、「保湿ティシュに関する一部報道について」と題した文書を公式サイトのトップページに掲載。一部で「『保湿ティシュを舐めると甘い』という報道がございます」とした上で、

「弊社製品の『ネピア 鼻セレブティシュ』は、食品ではありませんので、口に入れたり、食べたりしないよう、ご注意をお願いいたします」

と注意を呼び掛けた。

王子ネピアマーケティング部の担当者は27日、J-CASTニュースの取材に対し、今回の注意喚起の意図について、

「もともと保湿ティッシュを舐めると甘いという話は有名で、弊社の『よくある質問』ページにも今回の文書と同じような注意文を以前から掲載していました。一部のメディアにそうした情報を紹介されたことを受け、改めてトップページで注意を促した次第です」

とコメントした。

その上で担当者は、「現時点では具体的なトラブルが報告されているわけではない」として、「誤ってティッシュを飲みこんでしまうなど万が一のことを考え、危険を未然に防ぐ意図で注意を促した」とも話していた。

なお、同社は保湿ティッシュが「甘い」という情報を伝えたメディアの具体名は挙げていないが、バラエティー番組「ありえへん∞世界」(テレビ東京系)の2月20日の放送で、同様の情報を紹介していた。

「さっそく、お召し上がりください」

番組では、保湿ティッシュを初めて開発したという埼玉県内の製紙メーカーに取材。開発を担当した研究員の話として、柔らかい使い心地にするために「甘味料」を使用していると紹介した。

吸湿性に優れた甘味料が空気中の水分を吸収することで、ティッシュがしっとりするのだという。なお、VTRの中では、王子ネピアの「鼻セレブ」のパッケージ映像が映し出される場面もあった。

こうしたVTRが終わると、スタジオの出演者の前には1人1箱ずつ保湿ティッシュが用意された。すると、番組MCを務める「関ジャニ∞」の村上信五さんは、

「さっそく、お召し上がりください」

と笑いながらコメント。

村上さんに促され、実際にティッシュを舌につけた出演者からは「甘い」「綿菓子みたい」といった驚きの声が続々と上がった。なお、この場面では「ティッシュは食べ物ではありません」というテロップが表示されていた。

こうした番組の内容は、複数のネットメディアが放送翌日の21日までに記事化。なかには、保湿ティッシュが「非常食にもなる」というネット上のコメントを紹介していたサイトもあった。