銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、恋愛の入り口は顔から! と言い切る超面食い女子の嘆き。彼女の未来は明るい? 教えて、佑雪さん!

文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子

【クラブ佑雪】vol. 11

「面食いすぎて、将来が心配!」

かなり重度のメンクイです。どうしても男のひとを顔なしでは判断できません。上位5%! みたいな顔じゃないと恋愛対象に入らないし、そこで残念な点があると好きになれないので、好きになったことがあるのは2人だけ。今後が心配です。どうしたらいいですか。

(ひよこ 19歳未婚 大学生)

人間、男も女も顔だから!

顔で選ぶ。いいじゃないですか。

わたくしなんて、中学高校時代限定の話なので許していただければと思いますが、本人の顔がいいのはもちろん、お母さまも美しい方じゃないと、ムリ! だったんですよ! 本人がどんなにかっこよかろうと、授業参観に現れたお母さまがパンチパーマかけたおっさんみたいなおばちゃんだと、途端に萎えていたんです。

大人になってからは、そうですね。本人が美形ではなくとも、お母さまが超美人という男しか好きになってませんね。で、そんな美しいお母さまにお会いすると「よかった、きれいなお母さまで!」とホッとするんですよね。わたくし、少なくとも美の遺伝子をもってる男が好きなんですよね。だって、オスの孔雀はメスを引き寄せるために、美しい羽根をもっているわけですし、人間だってそれと同じで美に惹かれるのは当然なのでは?

あ、きれい! で好きになる。素直でいいと思います。顔にはその人間のすべてが出てますからね。性格や頭のよしあし、暗い明るい。お金持ってる、持ってない。自信がある、ない。運がいい、悪い。全部出ていますから、むしろ、どんどん “見る目” を養って、顔だけで男を選べばいいと思います。男だけじゃなく、友だちもそうですし、就職する会社はそこの社員の顔を見て決めればいい。

人生、顔がすべてですよ! だから、いったい何が心配なのか。同じく、ご自身も顔で選ばれるよう頑張って生きればいいのではないでしょうか。

※ お悩み募集しています。お気軽ににどうぞ!

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