『ファースト・ワイフ・クラブ』で共演したダイアン・キートンとベット・ミドラー

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近年、ハリウッドでは人気映画をドラマシリーズする傾向が強く、先日もアーノルド・シュワルツェネッガー主演の『トゥルーライズ』とケイト・ベッキンセイル主演の『アンダーワールド』のドラマ化企画が進行中であることを、当サイトでもお伝えしたばかり。そんな中、コメディ映画『ファースト・ワイフ・クラブ』もTVシリーズ化されることが明らかとなった。米Peopleが報じている。

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1996年に公開された映画版の主人公は、自殺した友人の葬儀で久々に再会した熟年女性3人組。夫と別居中のアニー、離婚調停中の映画女優エリース、浮気癖がある夫を持つブレンダと、三人三様に夫に悩まされていた彼女たちは意気投合して、夫たちに復讐するための"ファースト・ワイフ・クラブ"を結成するのだが...というストーリーだ。その3人を、ベット・ミドラー(『ステラ』)、ゴールディ・ホーン(『世界中がアイ・ラヴ・ユー』)、ダイアン・キートン(『恋愛適齢期』)が演じていた。

米Paramount Television(現Spike)で放送を予定しているドラマ版は、映画と同じくニューヨークが舞台。結婚が破綻した女友達のグループが一致団結して離婚を乗り越える様子が、彼女たちが企てた復讐も絡めながらコミカルに描かれるようだ。

ドラマ版の脚本を執筆するのは、アメリカで大ヒットしたコメディ映画『Girl Trip(原題)』を手掛けたトレイシー・オリヴァー。彼女は、1億ドル(約112億円)以上の全米興行成績を収めた映画で脚本を務めた、初のアフリカ系アメリカ人女性となった人物だ。

注目の女性ライターが脚本を手掛けることもあり、ドラマ版がどんな仕上がりになるのか楽しみだ。メインキャストを務める女優などの詳細は、決まり次第お届けしていきたい。(海外ドラマNAVI)