金属ケーシングを視察する金正恩朝鮮労働党委員長。国営朝鮮中央通信(KCNA)配信(撮影日不明、2017年9月3日配信)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】北朝鮮が3日に行った過去最大規模の核実験について、中国政府は10日までに、北朝鮮国境に近い各省の放射線量は通常レベルだとの結論に達した。

 中国環境保護省は10日、北朝鮮が成功したと主張している先週の水爆実験を受けた放射能の緊急測定を終了すると発表。同省ウェブサイトに投稿した声明で「包括的な評価の結果、DPRK(北朝鮮)の核実験は、中国に対しいかなる環境的影響ももたらさなかったとの結論に達した」「8日間にわたる連続的な測定を経て、異常な結果はまったくなかった」と述べた。

 同省によると、中国北東部・黒竜江(Heilongjiang)省、吉林(Jilin)省、遼寧(Liaoning)省、また東部・山東(Shandong)省で収集された1000点を超える大気や水、ヨウ素や堆積物のサンプルを検査した。

 北朝鮮の6回目となる核実験は過去のものよりもかなり規模が大きく、国境から数百キロ離れた中国の都市の住民も体感したという。

 日本政府もすでに、全国のモニタリングポストで大気中の放射線を検知しなかったと発表している。
【翻訳編集】AFPBB News