3 作田裕次 6
シモビッチとのマッチアップにパワー勝負では引けを取らず。後半の相手の猛攻にも身体を張り続けた。
   
15 宮崎幾笑 5.5
前半からミスが多く、低い位置でのボールロストも目立ったが、後半は挽回。セットプレーのキッカーとしても奮闘。
 
MF
11 杉浦恭平 6
裏狙いのチームをサイドから支援。目立つプレーは少なかったが、攻守に上下動を繰り返してチームに貢献。
 
4 小柳達司 6
ボランチコンビの連係をうまく取り、相手の攻撃の中枢ににらみを利かせた。パワフルな守備はチームに勇気を与えた。
6 大橋尚志 6
小柳とのコンビによるディフェンスは試合を引き締めたひとつの要因に。激しく前向きの守備を継続した。
 
10 中美慶哉 6
やや荒っぽいプレーもあったが、攻守に重みのあるパフォーマンス。後半にはカットインからクロスに合わせて4本のシュートを放った。
 
FW
24 大槻優平 6(49分 OUT)
裏狙いの攻撃をそのスピードと運動量で牽引。フォアチェックの献身性でもチームに前進する力を与えた。

MAN OF THE MATCH
9  佐藤洸一 7(90+2分OUT)
抜け目ない前半の同点ゴールだけでなく、高さを活かしたカウンターの急先鋒として決勝点もマーク。ピッチで一番怖い存在だった。
 
 交代出場
MF
14 金子昌広  6.5(49分IN)
交代出場直後にシュートを放って波に乗ると、61分に一度目の逆転ゴール。鋭い前線でのプレーは脅威だった。
 
DF
13 榎本滉大 6(58分IN)
太田が警告を受けたことでピッチに投入され、アグレッシブな動きで相手の反撃を1点でしのぎ切った。
 
FW
19 垣田裕暉 -(90+2分IN)
逆転後の最後の時間稼ぎで登場。歓喜の瞬間をピッチ内で迎えることができた。
 
監督
柳下正明 6.5
シンプルだが効果的なゲームプランと的確な選手交代で勝機を引き寄せた。選手の良さを引き出しての番狂わせ采配の勝利でもある。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文:今井雄一朗(フリーライター)