仁川って空港だけじゃない

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2017年4月20日、韓国・仁川国際空港近くにIR施設「パラダイスシティ」がオープンしました。IRとはIntegrated Resort(統合型リゾート)の略。カジノやホテル、展示場などが統合された施設のことを指します。

仁川国際空港からもモノレールで約5分、歩いても15分ほどというアクセスの良さも魅力のひとつで、ソウルへ向かう前や日本に戻る前に仁川でもうひと遊びできるニュースポットです。今回はプレスツアーに参加した記者が女性へのおすすめポイントを紹介します。

前編では施設内やホテルについてレポート。後編ではカジノとお得なツアーについて取り上げます。

いたるところにアート作品 充実のプール&サウナ...

施設内に入って、最初に驚いたのはアートの数々。パラダイスシティはアートとエンターテインメントを掛け合わせた「アートテイメント」というキャッチフレーズを掲げています。そのキャッチフレーズ通り、施設内のいたるところにアート作品が飾られています。その数はなんと約2700点。中には、草間彌生さんなど有名アーティストの作品もあり、施設内を見てまわるだけでも、アートギャラリーに来たような気分が味わえます。

ホテルの部屋は優雅な気分に浸れる落ちついた雰囲気。最もリーズナブルな部屋は1部屋約2万5千円〜。オープンしたてのラグジュアリーなホテルにこの価格で泊まれるなら、高くはありません。窓から飛行機の離着陸が見える部屋もあるので、飛行機好きにはたまらないかも。

ちなみに最も高い部屋は1泊およそ100万円! 今回特別に見せてもらいましたが、贅を尽くした室内に言葉が出ませんでした。リビングにはピアノ、そしてバスルームには通常のバスタブとは別に大きなジャグジー。一生に一度でいいからこんな豪華な部屋に泊まってみたいですね...。

女性におすすめのポイントとしては、宿泊者専用のプールやサウナが充実していることが挙げられます。プールは空港が見えるように作られているので、泳ぎながら発着する飛行機を見ることも可能。プール中央にはバーカウンターがあり、プールパーティーも楽しめるスペースになっています。

また、サウナもくつろげるスペースに設計されています。通常のサウナに加え、ミストサウナもあります。サウナの外にはお風呂があり、ビーチチェアが置かれていてゆったりとリラックスできそう。

ホテルだけでも充分すぎるほど見どころのある「パラダイスシティ」ですが、紹介できたのはごくごく一部。今回オープンしたカジノ、ホテル、コンベンション(展示場)に加えて、2018年には韓国・ヨーロッパの要素を取り入れたスパ施設や、ショッピングセンター、テーマパーク、ナイトクラブもオープンし、さらに大規模なIRが完成する予定なのでお楽しみに。

後編ではIR施設の目玉「カジノ」についてたっぷりレポートします(「カジノのSNS映え具合、すごない...? 韓国・仁川「パラダイスシティ」に行ってきた(後編)」)。