初詣前に絶対チェックしたい! 神社での正しい参拝マナーおさらい♪

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もうすぐ2016年も終わり!早いですね〜。

 

これから神社に初詣に行く人も多いのではないでしょうか♪

…そこで!

せっかくお参りにいくなら、正しいマナーをチェックしてから参拝に出かけてみませんか?

 

 

 

正しい鳥居のくぐり方

 

さて、まずは神社に到着!

いちばん最初に遭遇するのが「鳥居」ですね。

 

 

「鳥居の向こう側は神の空間」とされているため、まずは鳥居をくぐる際の注意点からお話しします。

まずは鳥居をくぐる前に、服装の乱れを正し、その後軽く会釈をしてから鳥居をくぐります。

みなさん、人の家にあがるときは「おじゃまします」って言いますよね? それと同じです!

「神様の空間に入らせていただく」という気持ちを持って、足を踏み入れましょう。

 

 

 

正しい参道の歩き方

 

鳥居を抜けた後は、参道を歩きます。

この時も気を付けたいマナーが存在します!

参道の中央は「正中」と言って、「神様の通り道」とされているんです。

そこでNGなのが、道の真ん中を堂々と歩くこと。

神様の通り道は避け、できるだけ「左右どちらかに寄って歩く」のが良いとされています。

 

 

 

正しい手水(ちょうず)のやり方

 

鳥居をくぐると参道のわきにある「手水舎」​。

ここは、参拝者が身を清めるための場所。

参拝の前にはここで両手と口を清める必要があります。

その手順もしっかり覚えましょう。

 

 

 

 

 

Junichi Katoさん(@junkatope)が投稿した写真 -

 

 

 

 

 

(1)右手で柄杓(ひしゃく)を持ち水をくみ、左手にかける。

 

(2)柄杓を左手に持ち替え、右手にかける。

 

(3)再び柄杓を右手に持ち替え、左手に水を受け、口をすすぐ。

※この時、柄杓に直接口をつけるのはNG!!

 

(4)もう一度、左手に水をかけます。

 

(5)両手で柄杓を立てて持ち、柄の触った部分に水を流す。

 

(6)柄杓を伏せて元の置き場に戻す。

 

覚え方としては、両手と口を清めるために、

「左手→右手→口→左手(口付けたから)→持った部分」の順番と覚えましょう。

 

大人でも知ってる人が少ない手水のマナー

さらっとできたらステキな大和なでしこですね♪

 

 

 

拝礼の前のお賽銭&鈴

 

手水が終わったら、いよいよ拝礼です。

まず、お賽銭(さいせん)箱にお賽銭を入れ、鈴を鳴らすのですが、ここにもマナーは存在するんです。

そもそも、お賽銭とは、「神様に祈願成就のお礼として感謝の気持ちでおそなえするもの」です。

額は高ければいいというものではありません。

「ご縁がありますように」という意味で5円が人気ですが、大切なのは、感謝の気持ちを持ってそっと投入することです。

 

 

 

 

 

peaceliveさん(@peace.snap.shot)が投稿した写真 -

 

 

 

 

お賽銭箱の上にある鈴にはいろんな説がありますが、「参拝を神様に知らせる」意味と「お祓(はら)いをする」意味があります。

鈴を鳴らすときは一礼して、紐(ひも)をそっと1回引き鳴らしましょう。

※お賽銭と鈴とどちらが先かで迷うと思いますが、厳密にはどちらが先でもさほど問題はないそうです。

 

 

 

拝礼は「二拝二拍手一拝」

 

さあ、いよいよ神様に拝礼です。

「二拝二拍手一拝」(または二礼二拍手一礼)の手順をご説明。

 

(1)二拝(頭を回深く下げておじぎをする)

(2)二拍手(胸の高さで掌を合わせ、左手を少し上にずらして二拍手。)

(3)一拝(最後にもう一度おじぎをする。祈りはここで込めましょう。手短に!)

 

 

 

 

これで一連の流れは終わりです!

あとは、来た時と同じように、参道は脇を通り、鳥居をくぐったら最後に会釈!


これで参拝のマナーは完璧です♪

神社によっては、細かい決まりがあったりするところもありますが、最低限この項目ができていれば十分と言えるでしょう。

 

日本独特の「参拝」。

せっかく初詣にでかけるなら、友達や彼にも正しい参拝マナーを教えてあげて、ステキな1年の始まりにふさわしいお参りをしましょう♪