29日、新海誠監督のアニメーション映画「君の名は。」が、スタジオジブリの牙城を崩したことが中国でも注目されている。写真は日本の映画館。

写真拡大

2016年11月29日、新海誠監督のアニメーション映画「君の名は。」が、スタジオジブリの牙城を崩したことが中国でも注目されている。

東宝はこのほど、「君の名は。」の興行収入が194億円を超えたことを明らかにした。これにより、邦画の歴代興行収入で3位だった「もののけ姫」を抜いた。それまでの邦画の興行収入トップ3は、「千と千尋の神隠し」(308億円)、「ハウルの動く城」(196億円)、「もののけ姫」(193億円)とスタジオジブリの作品が独占しており、「君の名は。」はその牙城を崩したことになる。

海外作品も含めた興行収入でも、「タイタニック」(262億円)、「アナと雪の女王」(254億8000万円)、「ハリー・ポッターと賢者の石」(203億円)などに次ぐ6位。200億円超えも確実視されていることからまだ順位を上げそうだ。

「君の名は。」は台湾ですでに公開され、大ヒットを記録しているほか、中国でも12月2日から一般上映されることが決まっている。公開前からネットやDVDで海賊版が出回るなど大人気。先日、関連のイベントで中国を初めて訪れた新海誠監督も、中国のファンの「オタクぶり」に驚かされたようだ。

今回のニュースに、ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられており、「千と千尋は超えないで!」「正直、宮崎駿の方が全然上」「新海誠はスゴい。でも、やっぱり宮崎駿の方がスゴいと思うな。すべてが傑作だし、かなり昔の作品の興行収入も高い」「千と千尋は誰も超えることができない最高の作品だけど、宮崎駿おじいさんと新海監督にはそれぞれに良さがある。比較してほしくないな」「それぞれの良さがあるんじゃない?個人的には新海誠の人物画はあまり好きじゃないけど」など、相変わらずのジブリ人気がうかがえる。

一方で、「新海監督は私のアイドル」「私はもうチケット予約している。楽しみ」「もう見ちゃったけど、映画館でもう1回見たい!」「日本で1回見て、帰国してからもう1回見ることにした。本当に感動した。映像が美しくて映画の中に入ったみたい」といった熱烈なコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)