学生の窓口編集部

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毎年、次から次へと新しいスイーツが話題にあがりますが、最近では海外から上陸するスイーツがトレンドとなっていますよね。そこで2016年、「これから来る!」と、どこからか噂になっている世界のスイーツをご紹介しましょう。


◆イタリアの「ブリジェラ」

見た目はハンバーガー。水の代わりに牛乳を加え、バターと卵を多く使った口当たりの軽い発酵パン「ブリオッシュ」を温めた中に、冷たいジェラートをはさんでパクリ! 余談ですが、マリー・アントワネットが「パンが食べられないならお菓子を食べればよいのに」と言って作られたのが、この「ブリオッシュ」だとか。イタリアのシチリア地方が発祥で、 現代でも朝食や昼食で食べられているそうです。

◆スペインの「ポルボロン」

口どけが絶妙! 焼くときに薄力粉をじっくり焼くのが口どけの秘密だそう。ホロホロ崩れていく食感に手が止まらないと、リピーターが急増中。口に入れて「ポルボロン」と三回唱えることができたなら、幸福が訪れると言われています。

◆ニュージーランドの「パブロバ」

オーブンで焼いたメレンゲに、生クリームとヨーグルトを混ぜたクリームやフルーツをトッピングして頂きます。名前の由来は、ニュージーランドに公演で訪れたロシアの名バレリーナ「アンナ・パブロヴァ」のために作られたところからきたそうです。味はと言いますと、サクッとした焼きメレンゲにふんわりしたクリームと季節のフルーツの酸味がマッチするんだとか。スポンジケーキに比べて軽い食感で、「ちょっと大きいかな?」と思ってもペロッと食べられちゃうそう。でも、スポンジケーキよりカロリーが低いので女子には嬉しいですよね。

◆中国の「九龍球」

フルーツを中に閉じ込めた球状の寒天ゼリーは、見た目も可愛い! シロップの中に浸して食べるのが香港では一般的だそうです 。寒天ゼリー自体に甘さはなく、噛んだ瞬間に広がるフルーツの自然な甘みとみずみずしさが新感覚だと評判。

今回ご紹介したスイーツはまだ全国に数店舗しかないとのことですので、ブームになってしまうと何時間も行列に並ばないと食べることができない……なんて現象も予想されます。ぜひ、行列になる前に試してみてはいかがですか? 女子会などで提案すれば、流行先取りで周りからの評価もワンランクアップすること間違いなし! 手土産に喜ばれそうな一品ですし、センスの良さも光りますよ。

文●石橋アキ江

調査期間:2016年3月