横浜ランドマークタワーのドックヤードガーデンで名曲「新世界」のマッピングを上映

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プロジェクションマッピングを行う場所はいろいろあるけれど、国の重要文化財に指定されている歴史ある建物で、連日開催されているのはここだけかも。

横浜ランドマークタワーにある「ドックヤードガーデン」では、2016年1月2日(土)から2月29日(月)まで、ドックヤード・プロジェクションマッピング「THE NEW WORLD」を上映。期間中は毎日、18時、18時50分、19時40分の3回、約5分間にわたって映像が投影される(※ただし、2月16日<火>は休止)。

「屋外では日本初の“180度体感型プロジェクションマッピング”を楽しんでいただけます。観覧は無料ですが、整理券が必要です。開催の40分前までには横浜ランドマークタワー3F・スカイガーデン入口の発券場所で入手してください」と広報担当者さん。

ドックヤードは、もともと明治時代に生まれた造船所のドック。高さ約10mで横幅が約29mもある船の形をした石壁に沿って映像が投影されるので、周囲をぐるりと映像に囲まれることで、その世界に入り込んだような感覚が味わえる。
今回上映される「THE NEW WORLD」は、19世紀の半ばに活躍した世界的なクラシック音楽界の巨匠・ドヴォルザークをフィーチャー。ストーリーやキャラクター性の高い作品より、プロジェクションマッピングらしい演出技術を十分に楽しめる仕上がりとか。

船を愛し、波止場でよく船を見ていたというドヴォルザークの名曲「新世界より」が、19世紀にできたドックヤードの空間の中でオリジナルアレンジによって蘇り、音楽とシンクロした映像を繰り広げるのが見どころ。


そのオープニングでは、ドックヤードの壁が動き出すような迫力たっぷりのブロックアニメーションが堪能できる。これも、ドックヤードの独特な形ならではの演出といえそう。

さらに、ピアノの鍵盤など、いろいろなパターンのグラフィックが音楽とシンクロしながら展開。そこから、ダンスビートリミックスの軽快な音楽に乗せて、スピード感あふれる映像に変わってゆき、まるでジェットコースターに乗り込んだような疾走感も味わえる。


フィナーレは、スケール感のある音楽に包まれながら異次元空間へ飛び込んだような、まさに「新世界」が体感できるとか。

「整理券の半券を提示すると、館内にある飲食店などでワンドリンクのプレゼントや割引サービスを受けることができます。対象店舗は発券場所でもご案内していますが、店頭のポップなどでもご確認いただけます」(同)

約5分間の間に、壮大なドラマを感じさせるような、新感覚のプロジェクションマッピング。横浜デートのプログラムに、非日常の映像体験をプラスして。

※プロジェクションマッピングの画像はイメージ