「もやしとひき肉のコクうま炒め」。もやしのシャキシャキ食感がたまらない!/調理=コウケンテツ、写真=日置武晴

写真拡大

フライパンで作る定番料理といえば、やっぱり「野菜炒め」。“炒めるだけ”だから簡単だが、火力の弱い家庭のコンロでは野菜が水っぽく、しなしなになりがち。

【写真を見る】こんなしゃれた一品が家庭で作れるのはうれしい!「春菊とえびのガーリック炒め」/調理=コウケンテツ、写真=日置武晴

お店で食べるようなシャキシャキの野菜炒めを作るコツを、料理家のコウケンテツさんに伺った。

ケンテツさんによれば、「炒め過ぎないこと、汁だくに仕上げること」が野菜炒めをおいしく作るコツだという。

「シャキッとさせたい野菜は、事前に水にさらしておきます。野菜がパリッとしたら、水けを軽く切ってフライパンに入れます。炒めているうちに汁を吸ってくたくたになってしまうから、野菜は軽く炒めるだけでOK。汁だくに仕上げて、さっと炒めた野菜と一緒に食べるような仕上がりにして」。

盛りつけるときは、まずは野菜の汁けを切って器に盛る。その後、フライパンに残った汁けを野菜の周りにかける。そうすると汁けを野菜が吸わず、食べるときまでシャキシャキが保たれる。

アジアを多く旅しているケンテツさんによれば、このように汁けを多く残してシャキシャキの炒めものを作る方法は、アジアではメジャーだそう。炒め方のコツを押さえて、シャキッとした野菜炒めをたっぷりおいしく食べてみよう!【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】