インテルは24日のセリエA第9節で、パレルモと敵地で1-1と引き分けた。長友佑都が今季初先発でフル出場した一戦、インテルは3試合連続ドローで終え、4試合白星なしとなっている。

だが、ロベルト・マンチーニ監督は心配していない。たとえ一晩だけでも、インテルは暫定首位に立っている。指揮官は試合後、『SportMediaset』で次のように述べた。

「現時点で我々は首位にいる。今夜は満足しているとは言えないね。勝ちたかったからだ。前半はあまりに間延びしすぎた。守備でも攻撃でも苦しんだよ。それから(ステファン・)ヨベティッチがバイタルエリアで動き、我々のプレーは良くなった」

不調のマウロ・イカルディについては、次のように述べている。

「ゴールが決まるときも、まったく決まらないときもあるものだ。イカルディに必要なのは、冷静を保つことだけだよ。ヨベティッチとのコンビネーションは良くなっていくはずだ。それぞれがチームのためにプレーすることを学ばなければいけない。その点で、我々はもっとうまくやれるはずだね。今夜はサイドバックが高い位置でたくさんのチャンスをつくってくれたが、残念ながら決めることができなかった」

ジョナタン・ビアビアニーのインパクトは良かった。

「彼はまだ90分プレーできる状態ではない。そうじゃなければ先発させていた。彼は非常に良いところを見せたね。必ず役に立ってくれるはずだ。スペースを突いてくれる選手で、ゴールを決めることもできる。残念ながら長期離脱していたから、今は取り戻さなければいけないんだ」

「試合途中から投入するイカルディの控えがいない? (イヴァン・)ペリシッチもアタッカーを務めることができる。(アデム・)リャイッチとビアビアニーが戻ってきたことで、問題はないよ。それに(ロドリゴ・)パラシオもいる。だから、私は落ち着いているよ」

戦術フォーメーションについては、このように述べている。

「自分たちに最も適したフォーメーションを理解するのは、簡単なことじゃない。我々は正しい解決策をまだ見つけなければいけないんだ。(ジョフレイ・)コンドグビア? 彼を下げなければいけなかったのは、イエローカードをもらっていたからだ。プレーが悪かったわけじゃない」