「出典:気象庁ホームページ」

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きょう7日は、北海道や九州で晴れ間が出ますが、東北から中国、四国にかけては雲が広がりやすく断続的に雨が降るでしょう。関東沿岸部や伊豆諸島では、あすにかけて激しい雨や雷雨に注意が必要です。昨夜、関東地方では、局地的に非常に激しい雨が降り、千葉県では突風被害が発生しました。活発な雷雲のもとでは、落雷や竜巻などの突風がおこるおそれがあるため、十分注意が必要です。

先ほど、7日午前3時に日本の南海上で台風18号が発生しました。週の中頃にかけて、本州に接近するおそれがあります。今後の台風情報にご注意ください。

今週は、台風が近づく前からシビアな現象に注意が必要です。台風18号周辺から湿った空気が流れ込み、寒気を伴った気圧の谷があすにかけて西日本に進む見込みです。このため、西日本を中心に大気の状態が不安定になり、局地的に急な雨や雷雨、突風などが起こりやすい気象条件となります。
今週は、秋雨前線、湿った空気の流れ込み、台風、上空の寒気と様々な要素が重なりあい、災害につながるシビアな現象が発生しやすい気象状況です。

(気象予報士・内藤 俊太郎)