鮮やかな色に心が躍る!昭和気分を満喫できるクリームソーダ3選

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シュワシュワのソーダ水が果実とアイスクリームの優しい甘さを弾く「クリームソーダ」は、家族とのお出かけが大好きだったころの私に引き戻してくれる“懐かしグルメ”。そこで、雰囲気たっぷりの空間で彩りも鮮やかな1杯がいただける都内の3軒をご紹介。

写真)「名曲喫茶 ネルケン」の「クリームソーダ」(580円)◆華麗なマダムに会える「名曲喫茶 ネルケン」で正統派の一杯を


「クラシックがゆったり楽しめる店を」と、鈴木さん夫婦が60年前に創業。レコードが響きやすい高さに設計された天井など、当時の建築技術を駆使した空間は、海外からもわざわざファンが訪れるほど。

「クリームソーダ」(580円)は、シュワッとくる刺激と濃厚なバニラのまろやかな口当たりが美味。他人の視線が気にならない席配置など、細やかな配慮が施された店内で、心ゆくまで音楽を味わって。

◆昭和メルヘンな「喫茶 GION」で、ビビッドな青いクリームソーダを堪能


阿佐ヶ谷にある「喫茶 GION(ぎおん)」は、店内に入った瞬間、ピンクの壁に心を奪われる。「気軽に入れて、楽しいお店に」との店主・関口さんの思いから、ブランコ席をはじめ、店内はわくわくする仕掛けが満載。これは関口さんが300軒以上の喫茶店を巡り、考え抜いて作り上げた賜物。

ブルーの「クリームソーダ」(500円)は、乙女心をくすぐる一品。ほかに、隠し味のオレンジピールがアクセントの「ワッフル」(500円)なども見逃せない。


◆銀座の「資生堂パーラー 銀座本店 サロン・ド・カフェ」でハイカラ気分


新旧の文化が交差する街、銀座。高級ブランド店が並ぶ通りを歩けば、印象的なれんが色の建物の資生堂パーラーが見えてくる。れんが色の壁や真っ白なテーブルクロス…まるで幼いころに連れて行ってもらったレストランを思い出すはず。

果実を凝縮した自家製シロップを使った「クリームソーダ」(1130円)は、定番のレモンとオレンジほか、季節の果物を使った月替わりも。写真のメロンとブルーベリーの販売はすでに終了しているので、8月に登場するマンゴーをお楽しみに。