学生の窓口編集部

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華厳の滝、青木ヶ原樹海など、日本でも有名な自殺の名所がありますが、世界にも様々な場所があります。観光で有名な場所も入っていますよ!

カルフォルニア、ゴールデンゲートブリッジ
1937年以降、1400人以上の人が飛び降りており、世界で2番目に自殺者が多い場所となっています。今まで34人が生き残ったようですが、ほとんどが衝撃で体が損壊するか、溺死・低体温により死に至るとのこと。

●ロンドンの地下鉄
チューブという名で親しまれている地下鉄ですが、飛び込み自殺が多い場所でもあります。電車に飛び込めば即死かと思いきや、飛び込んだうちの60パーセントは生き残るのだそう。それは、ロンドンの駅の半分には、線路下に排水ピットがあるため、線路に飛び込んでも電車は体の上を通過するだけ。自殺未遂をした人は、損害賠償で苦しむことになります。

●トロント、プリンスエドワード高架橋
自殺志願者が磁石に吸い寄せられるように寄ってきていたという、プリンスエドワード高架橋。現在はバリアを張ったことにより、劇的に自殺者は減りました。
●パリのエッフェル塔
観光名所のエッフェル塔も、自殺の名所だということをご存知でしたか?外に出られないようにネットが貼られてはいますが、こじ開けて飛び降りてしまう人も多いのだとか。エッフェル塔の広報担当も、「とにかくすごく多いです」と、自殺者の数も把握できていないよう…。

●南京の長江河川橋
政府が自殺防止の対策をとらないことにしびれを切らした近隣の住民が、自主的にパトロールをして自殺志願者を思いとどまらせています。その中でも一般市民のチェンさんは、これまでに200人以上の人々を救ってきたというから驚きです。

●シドニー、ザ・ギャプ
自然の雄大さを感じられる断崖絶壁の観光名所ですが、こちらにも自殺を思いとどませるために努力をした人がいます。崖の近くに住んでいた元海軍のドン・リッチーさんは、亡くなるまでに少なくとも160人を救って勲章を与えられ、「ザ・ギャップの天使」と呼ばれていました。

フロリダ州、サンシャインスカイゲートブリッジ
穏やかそうな水面でも、ここから飛び降りれば、水面に打ち付けられる時に骨は粉々、内臓は破裂してしまうそう。中には、水面への衝突までに意識を失わない人もいるので、苦しむ人もいるとか…。
●山梨県、青木ヶ原樹海
同じ風景が続き、方位磁石が使えなくなる場所もあるため、一歩足を踏み入れると脱出できなくなると言われています。警察がところどころに立てている看板が、「命は親から頂いた大切なもの もう一度静かに両親や兄弟、子供のことを考えてみましょう。一人で悩まずまず相談して下さい」という看板が、なんとも不穏な空気を醸し出しています。

●南イングランド、ビーチヘッド
海抜531フィートの高さを誇るビーチヘッドは、昼夜パトロールを行っているにも関わららず自殺者が絶えません。

●ギリシャ、コリント運河
エッフェル塔のように世界各国からの観光客を集めるコリント運河ですが、自殺をするには非常に効率的ということで、地元民だけでなく約15か国から自殺志願者あつまるそうです。

その他、ナイアガラの滝等、絶景スポットともいえる場所で自殺が多いと言えます。美しい風景を見て、思いとどまってくれる人が少しでもいることを祈るばかりです。

参考:The 10 Most Notorious Suicide Spots On Earth
http://www.therichest.com/rich-list/most-shocking/the-10-most-notorious-suicide-spots-on-earth/