菅首相が、東日本大震災発生2週間に当って発表した「国民へのメッセージ」のマスコミ各紙の扱いは、信じ難いほど小さなものだった。戦後最大の日本の危機に対して、国家元首である首相が発した「国民へのメッセージ」であれば、本来なら一面トップを飾ってもおかしくないもの。しかし、内容が余りにも無かったせいか、日本経済新聞でも1面の片隅、一般紙では5〜6面の一部と、殆どアリバイ工作で掲載した程度の扱いであった。さらに