東京商工リサーチの調査によると、2010年上半期に希望・早期退職者を募集した上場企業は66社であることが分かった。かつてない規模で雇用調整が行われた前年同期(145社)に比べて大幅に減少したものの、2005年〜2008年の年間社数(57〜68社)に上半期の時点で達しており、依然として厳しい雇用環境が続いている。募集人数の合計は、公表している65社合計で1万687人。前年同期(145社合計で1万5347人)に続いて1万人を超えた。