4月6日、中国の大連拘置所で、麻薬密輸罪で死刑判決が確定していた日本人、赤野光信死刑囚(65)の死刑が執行された。日本人に対する死刑執行は、1972年の日中国交正常化以後、初めてのことである。4月1日に、中国政府は日本政府に、武田輝夫死刑囚(67)、鵜飼博徳死刑囚(48)、森勝男死刑囚(67)の日本人3人に対して「7日後に死刑執行する」と通告した。要するに、中国が、立て続けに日本人を4人処刑する