誰よりも覚悟を持って戦っている男がいる。三重のガッツマーカー・坂口晃輔(36=三重・95期)。身長1メートル56で“忍者”と称されるほど小柄。ただ、ラインのためなら、どんな大きい相手でもドンッとぶつかり、絶対に素通りさせない。そんな忍者は今、「バンクの上なら気持ち良く散ってもいい」と、まさに命を削って戦っている。何があったのか。「ヘルメットが奇麗にパカっと割れていました」。6月20日、練習中の落車で後頭