【エルサレム=福島利之、笹子美奈子】半年ぶりにイランのミサイル攻撃を受けたイスラエル各地では1日、空襲警報が鳴り響き、多くの人々がシェルターに駆け込んで不安な夜を過ごした。ユダヤ暦の新年が3日に始まる直前の攻撃に、お祝いムードはかき消され、大勢の警察官が配備された街中は緊張感が漂っていた。1日午後7時半頃、記者(福島)が東エルサレムの自宅で家族と夕食を終えると、「ウー」というけたたましい空襲警