続いた大揺れ白鳳地震(684年)から203年後の887年8月22日(仁和3年7月30日)午後4時頃、大地震が発生。この地震は南海トラフの東側(東海地震の震源領域など)と西側(南海地震の震源領域)が、ほぼ同時又は短い時間差の連動地震で、それぞれM8.0〜8.5と推定され、「仁和(にんな)南海トラフ巨大地震」の可能性が高いとされている。その18年前には三陸沖を震源とする「貞観地震(869年 7月9日・推定M83)」が発生し、仁和地震の9