客が理不尽な要求をするカスタマーハラスメント(カスハラ)が社会問題化するなか、愛媛県伊方町で役場の業務対応をめぐり、町職員を脅迫した疑いで、50代の男が書類送検されたことが、関係者への取材でわかった。被害を受けた職員の1人は心を病んで退職を余儀なくされており、町役場はカスハラ対策の条例を制定するなどの取り組みを始めている。カスハラなどに対処するため、窓口の近くに防犯カメラが設置された(写真右の非常