なぜ1950年代以前は花粉症患者がほぼゼロだったのか。腸内細菌学者の小柳津広志・東大名誉教授は「アレルギーは抗生物質が腸内フローラを攪乱することで起こると考えられている。1950年以降に生まれた、ほぼすべての人は抗生物質を処方されているため、運が悪いと花粉症になってしまう」という――。(第3回/全3回)※本稿は、小柳津広志『東大の微生物博士が教える 花粉症は1日で治る!』(自由国民社)の一部を再編集したもので