沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画に伴う、名護市辺野古沖の埋め立ての賛否を問う県民投票が、2月24日に行われる。現地で20年以上取材を続けるノンフィクションライターの古木杜恵氏は「2.5兆円をかけて辺野古に新基地を作っても、普天間が返還されるとは限らない」と指摘する――。2019年1月31日、沖縄県民投票実施へ 辺野古移設の賛否問う(写真=小早川渉/アフロ)■「辺野古移設が唯一の選択肢」の説明責任は果たされてい