sorae.jp
-
穏やかな渦巻銀河UGC 11860 ハッブル宇宙望遠鏡が超新星の性質に迫る
こちらは「ペガスス座」の方向約1億8400万光年先の渦巻銀河「UGC 11860」です。全体的に少しぼんやりとした印象ですが、明るい中心部から2本の渦巻腕…
-
JAXA古川さん参加のCrew-7ミッション、早ければ8月15日に打ち上げへ
アメリカ航空宇宙局(NASA)は7月6日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の古川聡宇宙飛行士ら4名が参加する有人宇宙飛行ミッション「Crew-7(クルー7)」…
-
新たな星を生み出す銀河の衝突 ウェッブ宇宙望遠鏡が観測した特異銀河 NGC 3256
こちらは「ほ座」(帆座)の方向約1億2000万光年先の特異銀河「NGC 3256」です。NGC 3256は2つの渦巻銀河が正面から衝突したことで形成されたと考えら…
-
アリアンスペース、最後のアリアン5打ち上げを実施 仏・独の衛星を軌道投入
アリアンスペースは日本時間2023年7月6日に、「アリアン5」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた2機の人工衛星は無事に予定の軌道へ投入…
-
銀河の配置には偏りがある 宇宙に物質が存在する理由と関連している可能性も
私たちが住む宇宙は物質に満ちており、反物質はほとんど存在しません。この事実は、宇宙の初期段階では物質のほうが反物質よりも多く生成された時代が…
-
明るい環が印象的 ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が捉えた土星の姿
こちらは2023年6月25日に観測された土星の姿です。「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」の「近赤外線カメラ(NIRCam)」で取得したデータ(近赤外線の…
-
表面温度8000℃の褐色矮星「WD0032-317B」を発見 超高温な惑星に似た環境
極端な高温に晒された巨大ガス惑星では、大気を構成する分子が分解して非常にエキゾチックな化学成分を示すと考えられています。しかし、このような条…
-
NASA火星ヘリコプターとの通信が回復 数週間以内に飛行再開の可能性
アメリカ航空宇宙局(NASA)は6月30日付で、火星ヘリコプター「Ingenuity(インジェニュイティ)」との通信が63日ぶりに回復したことを明らかにしまし…
-
若き星々と猫の微笑み “いっかくじゅう座”の輝線星雲「Sh2-284」
こちらは「いっかくじゅう座」の方向約1万5000光年先にある輝線星雲「Sh2-284(シャープレス284)」です。画像の横方向の範囲は満月の見かけの直径の1…
-
2023年7月の星空情報 七夕の日に”金星”も観察しよう
7月、梅雨が明けきらず雨の日も多い時季ですが、晴れた日に夜空を見上げれば夏の星座たちに出会うことができます。南の空の低い位置には「さそり座」…
-
深宇宙探査の鍵を握る技術? “人工光合成”の実現可能性を探る研究
酸素が人間の生存に必要不可欠であることは言うまでもありません。地球の大気中に酸素が存在することを私たちは当然のように捉えがちですが、二十数億…
-
「ホットジュピター」は “孤独” ではない? 従来の惑星形成論に異を唱える結果
これまでに発見されている「太陽系外惑星」の多くを占める「ホットジュピター」と呼ばれるタイプの惑星は、その形成過程が注目されています。これまで…
-
スペースX、ESAのユークリッド宇宙望遠鏡の打ち上げに成功 暗黒物質の謎に迫る
スペースXは日本時間2023年7月2日に、「ファルコン9」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた欧州宇宙機関(ESA)の「ユークリッド宇宙望…
-
“宇宙の再電離”の現場を観測 原因は初期の銀河だったと特定
私たちの宇宙では、誕生したばかりの初期の銀河によって「宇宙の再電離」と呼ばれる現象が起こったと考えられています。宇宙の再電離は極めて遠距離で…
-
“背景重力波”の証拠が得られたか 15年に渡るパルサーの観測が実を結ぶ
北米ナノヘルツ重力波観測所(NANOGrav:North American Nanohertz Observatory for Gravitational Waves)に参加する米国・カナダの190名以上の研究…
-
ヴァージン・ギャラクティックが同社初の商業宇宙飛行に成功 8月以降は毎月飛行予定
米宇宙企業ヴァージン・ギャラクティックは2023年6月30日未明(日本時間・以下同様)、宇宙船「スペースシップツー “VSS Unity”」による同社初の商…
-
「ファエトン」の塵は過去の天体衝突で激しく放出された可能性が高い? ふたご座流星群の源
毎年12月半ば頃に観測される「ふたご座流星群」は「しぶんぎ座流星群」や「ペルセウス座流星群」と並んで知名度の高い流星群です。【▲ 図1: 小惑星「…
-
“存在しないはずの惑星”はなぜ存在する? 提唱された2つのシナリオ
ハワイ大学天文学研究所(IfA)のMarc Hon博士を筆頭とする研究チームは、進化した主星を公転する約530光年先の太陽系外惑星「こぐま座8番星b」(8 UM…
-
スペースX、2回目の飛行試験に向けてスターシップのエンジン点火試験を実施
米宇宙企業スペースXは現地時間2023年6月26日、同社が開発中の大型宇宙船「Starship(スターシップ)」によるエンジン点火試験(スタティック・ファイ…
-
地球の「退屈な10億年」は1日が19時間でほぼ固定だった? 地質記録から探る自転周期の変化
現在の地球は約24時間で1回転する自転運動をしていますが、地球の自転周期は少しずつ減速し続けていると考えられており、過去の地球はより速く自転し…