エキサイトレビュー
-
流行を追いかけても仕方がない、むしろ無視「キルラキル」プロデューサー・鳥羽洋典に聞く1
7話放送目前!話題沸騰のテレビアニメ「キルラキル」の制作陣インタビュー、5人目はアニプレックスの鳥羽洋典プロデューサー。「キルラキル」の話は…
-
世の中図々しい奴がひどい目にあうかっていったら、必ずしもそうじゃない『神様がうそをつく。』
夢は願い続ければ叶う?違う。叶わない夢もあるんじゃないかな。ぼくはそう、ドルバッキーに教わりました。「小さな恋のメロディ」で愛し合った少年…
-
新しい「ポケモン」はどこがすごいのか。超ていねいに解説してみた
10月12日(土)に世界同時発売されたポケットモンスターXとポケットモンスターYが面白くてたまりません。発売から1ヶ月経っているので、もう殿堂入り…
-
イイ気になって本を読んで、イイ気になって感想を書いたりしてごめんなさい。小説家・清水博子が好きでした
2013年10月10日、清水博子さんという小説家が45歳で亡くなった。追悼するのではなく、記憶しなおすために、この文章を書いている。かつて批評家の石川…
-
子供の目からみた性の歪んだ世界は、それはもう恐怖だけれど『PiNKS』
小中学生の時は、エロ本を拾うのが冒険でした。マンガだと遊人の『校内写生』がなぜかやたら落ちていたので拾っては、こっそりドキドキ見ていました。…
-
果して「艦これ」は儲かっているのか。「アスキークラウド」が迫る「没頭」ビジネスの正体
「日露戦争時、連合艦隊が当時無敵と言われたバルチック艦隊を撃破した「T字戦法」というものがあります。敵前で大きく船首の向きを帰る、当時として…
-
絶滅寸前、混浴温泉の歴史と現在
ありそうでなかった、温泉について批評をするというムック『温泉批評』。その第一特集が「混浴温泉は絶滅するのか?」でした。これを書店でみて、びっ…
-
戦争の最前線にあっても男はエロチャットをするし、相手がネカマかどうかで思い悩むという小説
パオロ・ジョルダーノの長篇『兵士たちの肉体』(2012。日本語訳は飯田亮介訳、早川書房、2013年)は、戦争小説だ。戦争というと、あなたはどういうも…
-
アホみたいに展開はやい。「キルラキル」6話について行け
いやあ、『キルラキル』第6話のセリフ。しびれるねぇ……。ぼくはかつてあんなにかっこいい「猫舌」の表現を聞いたことがありません。今度ぼくも使お…
-
新編「魔法少女まどか☆マギカ」の評価が賛否両論激しく分かれる理由
(※うっすらとネタバレが入ります、注意!)『劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』、身の回りで大好評です。しかし、話の作りの丁寧さ…
-
その美学が通用するのは10年前の出版界だ。大ヒットマンガ『重版出来!』衝撃の展開
出版業界に身を置く者なら、誰しもが好きな言葉が「重版」だ。これは間違いない。重版がかかれば、重版印税が手に入る著者だけでなく、出版社も、書店…
-
「フミコの告白」石田祐康の新作「陽なたのアオシグレ」に宮崎駿の魂を見た
『寫眞館』『陽なたのアオシグレ』、短編アニメーションが劇場公開される。この二本、素晴らしい。泣いた。ぜひ観てほしい。『陽なたのアオシグレ』は…
-
「艦これ」の魅力はおもてなさないところ。高級ホテルではなく居酒屋なのだ
米光「艦これは高給レストランじゃなくて居酒屋!ビールが来なかったら自分でとりにいくぐらいの!」WEBゲーム『艦隊これくしょん』が大人気だ。関…
-
「芥川は馬鹿だよ」と言った理由。「天才・菊池寛」の伝説
この10月に、文藝春秋から新たな文庫レーベルとして「文春学藝ライブラリー」が創刊した。文春の会社設立90周年を記念しての企画だけに、その創刊ライ…
-
オタク第五世代とボカロ専門誌「COMIC@LOID」
初音ミクがいない。もう「ボーカロイド=初音ミク」ではない。オールボカロ系コミック誌『COMIC@LOID』という雑誌があります。現在二号まで発売中。ボ…
-
新幹線の駅を置いて進んでいくイメージで物語を書く。万城目学に聞く『とっぴんぱらりの風太郎』2
前編はこちら───この小説は、キャラクターが現代人だな、と感じる個所がいくつかありました。たとえば司馬遼太郎さんだと、『花神』のように幕末の…
-
ゲーマーは経営者を目指すべき。ドワンゴ川上会長『ルールを変える思考法』
自分が学生だった1990年代はじめは「ストリートファイターII」を筆頭に、ゲームセンターの黄金時代でした。その後ゲームメディアで働くようになって、…
-
80年代田舎腰ミノ少女が、とってもSF(スク水・ふしぎ)なマンガ
粟岳高弘の『たぶん惑星』が発売されました。これは知っている人にとっては事件。パソ通黎明期からイラストを描いている作者の、初の本格的長期連載だ…
-
スタッフの正気を疑うアニメ。噂の「キルラキル」5話の2つ以上いいところを教えてやろう
前回の『キルラキル』四話は、ギャグとして面白かったです。だが、ぼくはシリアスな5話の方が笑った気がします。一体スタッフの正気とはなんなのか。…
-
わずか9年で日本一『楽天イーグルス 優勝への3251日』
0対26、二度の11連敗、首位から51.5ゲーム差、シーズン97敗……。球団創設9年目にして初の日本一を達成した東北楽天ゴールデンイーグルスの、初年度(…