本の話WEB
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明治東京を舞台にした、妖と恋をめぐる新シリーズ始動!【抽選で3名様に豪華プレゼント】 『暁からすの嫁さがし』(雨咲 はな)
「小説家になろう」からデビューし、『黒塔の眠れる魔術師』『生贄姫の幸福』など様々な作品を手がける著者・雨咲はなさんによる、書き下ろしの…
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門井慶喜・新連載スタート!!「天下の値段 享保のデリバティブ」 門井慶喜「天下の値段 享保のデリバティブ」#001
序 紀き州しゆう和わ歌か山やま城中、二ノ丸御殿の一室でごろごろしていた新しん之の助すけのもとに使いが来て、「本丸に来い。いますぐ」という…
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門井慶喜が「江戸時代の金融市場」に挑む!--新連載「天下の値段 享保のデリバティブ」に寄せて 門井慶喜「はじまりのことば」
以下、金融の話である。なるべくわかりやすく説明したい。江戸時代には、たとえば旗本の給料は米で支払われていた。8000石ごくなら高給取り、…
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際(きわ)をめぐっての対話 『初めて語られた科学と生命と言語の秘密』(松岡 正剛,津田 一郎)
『初めて語られた科学と生命と言語の秘密』(松岡 正剛,津田 一郎) ついに松岡正剛さんとの本を出すことになった。本書の初めの方で松岡さんが言…
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一穂ミチ・待望の新連載「アフター・ユー」 一穂ミチ「アフター・ユー」#001
青せい吾ごが帰った時、家の中は真っ暗だった。あいつ、きょう遅番やったっけ。電気をつけ、冷蔵庫の扉に貼ってあるカレンダーで多た実みのシ…
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一穂ミチが描く「愛」のかたち――新連載「アフター・ユー」に寄せて 一穂ミチ「はじまりのことば」
二年半ぶりに「はじまりのことば」を書くことになった。前作(『光のとこにいてね』)のスタート時には、おうち時間を言い訳に怠惰な動画視聴…
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デーモンとゴーストの対話 『初めて語られた科学と生命と言語の秘密』(松岡 正剛,津田 一郎)
『初めて語られた科学と生命と言語の秘密』(松岡 正剛,津田 一郎) 三年近くかかった。編集担当の鳥嶋さんが出産し、私が三度目の肺癌にかかって…
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教養とは何か? 人生を豊かにするための「教養入門」決定版! 『教養の人類史』(水谷 千秋)
『教養の人類史』(水谷 千秋) 教養とは何か──知への欲求 教養とは何か、それはどのようにして得られるものか、なぜ教養が必要なのか。そんな…
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池波正太郎名作短篇「白浪看板」を追いかけた1年のこと 北村薫×北原久仁香
9月24日(日)、旧安田楠雄邸庭園(東京都・文京区)にて、「ひとり語り白浪看板」が開催されました。語り手・北原久仁香さんによる、池波正太郎…
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11/7(火)20:00~ 新川帆立が新人作家・秋谷りんこに公開アドバイス! デビュー作はこう磨け!
2023年4月25日~7月17日に開催された日本最大級の投稿コンテスト「創作大賞2023」。「別冊文藝春秋賞」については、特別審査員の新川帆立さん…
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登録者数72万人のYouTuber・コウイチの〈ショートノベル〉。第1回「マサルの冷たい部屋」をお届けします!
今月の収入はここ数ヶ月で一番低い数字だった――かつて人気YouTuberだったマサルは、その座から転落しようとしていた。追い詰められたマサ…
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認知症は「脳の糖尿病」だった! 20年後に後悔しないための処方箋 『認知症にならない100まで生きる食事術 』(牧田 善二)
『認知症にならない100まで生きる食事術 』(牧田 善二) 認知症は食生活で防げる ◎アルツハイマー病は脳の糖尿病 なぜ糖尿病の専門医が…
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第13回「本屋が選ぶ時代小説大賞」受賞作決定のお知らせ
第13回「本屋が選ぶ時代小説大賞」選考会は、11月1日15:00より文藝春秋本館にて行われ、『まいまいつぶろ』(幻冬舎)村木嵐の受賞が決定しました。 …
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『オッペンハイマー』最速レビュー――クリストファー・ノーランは何に挑み、何を達成したのか【ネタバレなし】 透明ランナーのアート&シネマレビュー「そっと伝える」
観ました、観ましたよ、『オッペンハイマー』を!! 2023年7月21日に北米を中心に公開後、8月には韓国や中国でも上映が始まった話題作 こ…
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科学は全知全能の神なのか? 文系センスと理系思考の激突! 『初めて語られた科学と生命と言語の秘密』(松岡 正剛,津田 一郎)
『初めて語られた科学と生命と言語の秘密』(松岡 正剛,津田 一郎) 文系センスと理系思考の爆発 話者のひとりはカオス理論の確立者にして、複雑…
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「誰かと語り合うことでしか得られない感動に出会うことができました」――第10回高校生直木賞 参加生徒の声(1)
第一回|第二回|第三回 【第一回】 ■立命館慶祥高等学校(北海道)小川夏季「全国の本を愛する高校生の皆さんと」 ■茨城キリスト教学園…
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「表情やメモから発せられる熱気を感じた」「短針の進みがあんなに早く」――第10回高校生直木賞 参加生徒の声(2)
第一回|第二回|第三回 【第二回】 ■中央大学杉並高等学校(東京都)蒲田千百合「本好きの同志」 ■渋谷教育学園渋谷高等学校(東京都)…
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「思いを言葉にするのはこんなにも難しい」「自分と異なる意見を聞くことは、とてもたのしかった」――第10回高校生直木賞 参加生徒の声(3)
第一回|第二回|第三回 【第三回】 ■向上高等学校(神奈川県)菅沼彩音「なかなか体験できない濃い時間」 ■加藤学園暁秀高等学校(静岡…
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柴田聡子×川野芽生「言葉を空に投げる」 文學界11月号
「文學界11月号」(文藝春秋 編) 初の長編小説『奇病庭園』を刊行した川野氏と、初のエッセイ集『きれぎれのダイアリー』を刊行する柴田氏が…
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須藤古都離の頭の中に響く声--『ゴリラ裁判の日』に続いて『無限の月』が生まれた理由
デビュー作が大きな話題を呼んだ頃、須藤さんの心を占めていたのは美しき「西湖」のことだった。そして、聴こえてきたのは――。 ま…