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宝島社のファッション雑誌『InRed(インレッド)』は味の素と合同で、「腸の健康に関する意識調査」を行った。2014年7月、全国の20代〜40代の女性630人を対象に、2014年7月に行われた調査の結果がまとめられた。

調査の結果、日常的な便秘症状の有無について65.9%が「あり」と回答。また、便秘が要因となる悩みについて、「お腹のハリ(膨満感)」と答えた人が33%で最多となり、次いで「体重の増加」(20.6%)、「肌荒れ」(18.6%)、「お腹の痛み」(12.3%)と続いた。

一方、整腸作用があり、腸内の善玉菌の代表とされる“ビフィズス菌”について99%が「知っている」と回答。しかし、年齢とともに腸内ビフィズス菌が減少することについて「知っている」と答えた人は全体の47.9%で半数を下回った。

また、ビフィズス菌を知っていると答えた人のうち、ビフィズス菌の減少が便秘や肌荒れの原因となりやすいことを知っていると答えた人は73.4%。しかしながら、オリゴ糖によりビフィズス菌が増えることを「知っている」という人は38.3%に留まった。

今回の調査結果を受け、皮膚科・内科医の友利新氏は「オリゴ糖はビフィズス菌などの体内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果が期待されます。健康と美容の悩みを解消するために、加齢と共に減少する善玉菌を活性化する“腸内メンテ”の実践がオススメ。オリゴ糖甘味料を善玉菌が含まれるヨーグルトなどと一緒に摂取してあげると、より体内の善玉菌の量を増やすことが期待できます。規則正しい睡眠や水分摂取、ウォーキングなども腸内の蠕動運動を促します」とコメント。腸内メンテを実践し、健康と美容の悩みを解消することを推奨している。

(神野恵美)