パニックになりそうなときは、「輪ゴムを手首に巻きつける」といい?

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緊張したり不安になったりすると、人はドキドキするもの。時には、パニック状態に陥りそうになることも……。そんなとき、実は「輪ゴムを手首に巻きつける」という簡単な方法でパニックを回避することができるそうです。

さて、その理由とは?

■「痛み」が緊張を和らげる

極度に緊張したり、不安な気持ちになったりすると、平常心を失ってパニックに陥ることがあります。これを乗り越える方法はいくつかありますが、中でも特にシンプルで簡単なのが、「痛み」という刺激を与えて不安を紛らわせる方法です。

とはいえ、ちょっと腕や足をつねったりするだけでは、大した効果は得られません。激しい緊張を緩和させるには、両頬をピシャリとたたくくらいの、大きなインパクトが必要です。

■輪ゴムを「パチン」とはじくと、気分転換に

痛みによる緊張緩和は効果的ですが、だからと言って、仕事中に人前で毎回顔をたたくわけにもいきません。そこで、目立たずにパニックを回避するためのアイテムとして登場するのが「輪ゴム」です。重要な会議に参加するときなどに、手首に輪ゴムをはめておき、途中で不安になったら「パチン」とやりましょう。

鋭い痛みが走り、良い気分転換になります。うまくいけば、輪ゴムから手を離さなくても、痛みへの恐怖だけで、不安を抑えられるようになるかもしれません。

■パニック以外にも効果アリ

輪ゴムを使ったこの気分転換法は、パニックを鎮める以外にも効果を発揮します。たとえば、「マイナス思考」を開放したいとき。ネガティブな感情が強くなり、ツライと思ったら、輪ゴムを引っ張って手を離しましょう。そうすれば、一瞬で輪ゴムの音と痛みに意識が集中し、マイナス思考がストップします。

無理に「ポジティブになろう」と思ってもなかなかうまくいきませんが、輪ゴムがあれば簡単にネガティブスイッチをオフにできるのです。

いわゆる「パニック障害」の人は、先進国ほど数が多いと言われます。日本でも、パニックに悩む人はこの先ますます増えるかもしれません。誰でもできる簡単な「輪ゴム」を使ったこの方法、知っておいて損はないはずです!