株式会社バッファローは、同社委託のダウンロードサイト内の一部ファイルが何者かに改ざんされて、そのファイルがユーザーにダウンロードされていることがわかったと発表した。最悪の場合、ユーザーのPCがウイルスに感染して、損害を与える可能性があるという。

同ウイルスの被害の可能性があるユーザーは、5月27日の午前6時16分〜13時00分までの間に対象ファイルをダウンロードした人で、ウイルスは「Infostealer.Bankeiya.B」と呼ばれるものだという。感染したあとにオンラインバンキングにアクセスすると、ログイン情報やID、パスワードが不正に取得されて、不正送金される可能性がある。

対象ファイルは、無線LAN製品の「エアナビゲータ2ライト Ver.1.60」や外付けHDD製品の「DriveNavigator for HD-CBU2 Ver.1.00」、CPUアクセラレータ製品の「HP6キャッシュ コントロール ユーティリティ Ver.1.31」などで、同社サイトにてリストを公開している。

感染が疑われる場合は、感染の可能性のあるPCでのオンラインバンキング接続を中止し、最新版のウイルス除去ソフトを実行してウイルス駆除を行った上で、オンラインバンキングのパスワードを変更するよう呼びかけている。


発表資料

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URL:http://buffalo.jp/support_s/20140602.html
2014/06/03