9日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグ、アトレティコ・マドリーはバルセロナにホームで1−0と勝利し、2試合合計2−1でベスト4進出を決めた。ディエゴ・シメオネ監督は喜びをあらわにしている。

「素晴らしいね。最高の試合だった。ウチのチームには大きなハートがある。それが違いとなるんだ。最初の20分は本当にうまくやった。秘訣は、自分たちがどれだけやっているのかを考えず、日々を生きることだ。ハードにプレーし、調子に乗らず、夜は早く寝る」

「我々は知的な試合をした。周囲を驚かせ続けたいという大きな意欲があるよ。バルセロナが相手では、決して試合が終わることはなく、常にやられる可能性がある。我々は勝負を決める追加点のチャンスをミスしたが、チームはピッチでとてもうまくやった」

一方、バルサのヘラルド・マルティーノ監督は、チームが支配されたとは見ていない。

「(リオネル・)メッシ? 問題はないよ。我々は一緒にプレーしなければいけないんだ。決して個の解決策を求めたりはしない。相手に悪いプレーをさせられたね。70分間は拮抗した試合だった。アトレティコは序盤に違いをつくったんだ。我々は前半に同点とするチャンスを逃し、それから試合は拮抗して、我々はゴールを奪えなかった」

「3つのコンペティションに出場していれば、可能性があるが、1週間でシーズンが決まってしまうこともある。とにかく、我々にはまだコパ・デル・レイ決勝とリーガエスパニョーラ制覇を争う可能性がある」