今年3度目  日本から輸入のイチゴ、また農薬検出/台湾

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(台北 15日 中央社)食品薬物管理署は15日、日本の企業によって輸出されたイチゴとブドウ、計102.2キログラムから基準値を超える農薬と残留が認められていない物質が検出されたと発表した。この企業が台湾に輸出したイチゴは今月すでに2回、同様の理由で廃棄・返品処分されており、今回で3度目となる。

今回不合格となった果物は全て「MEIKO TRADING CO LTD」によって日本で輸出されたイチゴとブドウで、台湾の輸入業者3社が輸入したもの。食薬署ではこれを受けて今後同社からのイチゴは全品検査を行う方針。

MEIKO社を輸出元とするイチゴをめぐっては、食薬署が今月2日と8日に公表した抜き取り検査でも農薬が見つかったとして輸入食品不合格リストに記載されていた。

(龍瑞雲/編集:齊藤啓介)