ライバルや気に食わない相手を落ち込ませる心理テク―原則は「無視」が一番
社内の同僚や恋敵など、「あいつにだけは負けたくない」という存在のライバルは、誰にでもいるものです。 あるいはしゃくにさわる先輩や上司を一度ギャフンといわせてやりたいと思うことだってあるはず。そこで、嫌な相手を落ち込ませる裏ワザを紹介しましょう。
■原則は「無視」が一番
自分が「気に食わない」と思っている相手なら、相手が何を言っても何をやっても気に食わないものです。そして冷静になって考えれば、「いつか失敗しないかな」とよこしまな期待で常に相手を見ている自分に気付くはずです。
そういう考えにとらわれている以上、なかなかこのマイナス思考から脱却することができません。したがって、嫌な他人への対処法とは原則として「無視」することが一番なのです。
■ライバルが敵対視している人を褒めちぎる
仕事場が同じだったりすると、嫌な同僚や部下を完全に無視するわけにはいきません。そこで、スカッとするには、第三者をうまく利用する方法があります。その人物が最もライバル視している人を、目の前で徹底的に褒めちぎるのです。
人間の心理として、敵対視している人物が第三者から褒められている姿を見ると歯がゆく感じるものなのです。
■失敗しても決して叱らない
嫌な人物のライバルが、仕事上のミスを犯した際には、叱らずに軽く注意する程度にとどめておきましょう。当人が同僚だった場合は、上司に叱らないように進言してもいいです。ライバルが叱責されるのを楽しみにしていた嫌な奴は、きっと期待を裏切られてはらわたが煮えくり返るはずです。
つまり、嫌な奴が嬉しく感じる真逆のことをするのが最も効果的、ということになります。
■幹部クラスを味方に付ける
嫌な上司への対処法も、本来は猫をかぶって言いなりになっておくのが常とう手段なのですが、奥の一手としては、上司に気付かれないように、上司よりも上の幹部と仲良くなることが最高の方法でしょう。そして、上司に蹴られた企画などを直接その幹部に提出して認めてもらうのが最も効き目があります。
上司はあなたにももちろん幹部にも文句は言えないはずですし、もしかして自分を追い越されてしまうかも、という不安感に襲われることは間違いないでしょう。