沖縄行きピーチ航空機、爆弾騒ぎで出発に遅れ/台湾

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(桃園 26日 中央社)台湾桃園国際空港で26日午前、ピーチ・アビエーションの沖縄便機内に爆弾が仕掛けてあるとの電話があり、乗客・乗員らが一時避難する騒ぎがあった。しかし、検査の結果、爆発物は発見されず、乗客らは正午過ぎになって出発した。

騒ぎがあったのはピーチ航空MM922便で、26日午前10時に台湾桃園空港を離陸して沖縄に向かう予定だったが、代理担当会社の地上勤務職員が同機について爆破予告の電話を受け、直ちに航空警察に届けた。

警察では爆発物処理班を派遣、100人余りの乗客・乗員を避難させた上で機内のチェックや詳細な荷物検査を行い、安全に問題がないことを確認した上で正午過ぎ、乗客らは沖縄に向かった。

警察では虚偽の電話をした犯人とその動機について捜査を続けている。

(邱俊欽/編集:谷口一康)