1年間のたった21分間でもあなたの恋愛生活を左右する―研究結果

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小さいことが原因で別れに至ってしまうことってよくあることですよね。恋愛において、小さいことが恋愛に対する満足感を左右してしまう事って少なくはないはず。

心理学の研究で、1年の間のたった21分間だけの小さい出来事でも恋愛の行方を大きく左右する要因になりえるということが証明されているくらいです。

逆に言えば、1年間の間にたった21分間だけでもお互いにとって気分の良い小さいことに心掛けることにより、将来のけんかや別れを避けることができるということなのです。

この研究は、120組の11年間ほど結婚しているカップルを対象に行われました。2年間、4か月おきにカップルはお互いに対する愛、信頼、情熱、満足感などのアンケートに答え、その結果がまとめられました。また、60組のカップルは7分間、最近4カ月のお互いに対する嫌なことを書きつづるということをしました。

そして、残りの60組のカップルも同じことをしたのですが、自分の言いたいことをお互いに言うのではなく、第三者から見て2人の関係はどうだったかという事に焦点を当てて嫌なことを書き綴りました。

そうしたら、驚くことに「第三者の視点で恋愛の悪い点を話し合った」カップルの方が、恋愛に対する満足感が飛びぬけて高いという結果が出たのです。それに比べ、同じアクティビティーを「私が嫌だったところ」「俺が嫌だったところ」というように自分の意見に焦点を当てて話し合ったカップルは恋愛に対する満足感が低かったのです。

この結果は、けんかの理由が重大かどうかということに関係なく、第三者の視点で話し合ったカップルの方がどの様な理由でけんかをしていたとしても恋愛に対する満足度は高いというものでした。

小さいことが大きな違いをもたらすとはよく言いますが、たった4カ月に一度、7分間お互いの問題点を第三者の視点から話し合う事が恋愛に対する満足度をとても大きいものへと変えたのです。

恋愛はマジックではないので、これをすれば必ず良い恋愛関係が保てるというわけではありません。

しかし、自己主張だけでなく、お互いのことを他の人が見たらどう思うかというように少し考え方を変えるだけで恋愛の満足度が高くなるとすれば、試して損はないかもしれません。

鍵は、けんかをする時に「私は」「俺は」と、自己主張をしないようにするということですね。そして、お互いの問題点をためこむのではなく、何か月かに1回少しの間話し合う機会を持つことが大切みたいです。

参考: Doing small things now will save you from divorce later. Here’s why
http://www.thedatereport.com/dating/advice/doing-small-things-now-will-save-you-from-divorce-later-heres-why/