2013年のベストナインの遊撃手部門に鈴木大地が選ばれました。
ただ一人フル出場を果たし、安定したバッティングとミスの少ない守備でマリーンズのAクラス入りに貢献してくれました。まだ2年目と若いですから、これからのさらなる成長に期待したいですね。マリーンズを引っ張る選手になってほしいです。


ロッテの大地 “実りある”1年 ベストナイン初受賞 稼頭央抑えた  (スポニチ)

今季、ロッテでただ一人全試合に出場した鈴木が初のベストナインに輝いた。

 遊撃部門で2位の楽天・松井に9票差をつけての受賞。「(松井)稼頭央さんより多いって、凄いことですよね。球宴にも出てベストナインにも選んでいただいて、凄い一年になりました」。目標にしていたゴールデングラブ賞とのダブル受賞は逃したが「来季はゴールデングラブ賞も狙えるような成績を残せれば。チームの中心にいられる選手でありたい」とさらなる飛躍を誓った。


ちなみに、他のポジションについてはNPB公式ページをご覧ください。

2013年度 表彰選手 投票結果(ベストナイン)

まあ妥当な線ですが、外野手部門で桧山に投票した人は記者失格なので、即刻会社を辞めるべきですね。


そして鴨川のキャンプで行われていた入団テストではハフマン、金森、岸の3選手の入団が決まりました。

ロッテ 28歳の3A内野手 ハフマン獲得 育成で2投手も入団 (スポニチ)

 ロッテは21日、千葉・鴨川秋季キャンプで行った入団テストの結果を明らかにし、チャッド・ハフマン内野手(28、右投げ右打ち、カージナルス3Aメンフィス)が合格したと発表した。

 また育成選手として金森敬之(独立リーグ、愛媛)、岸敬祐(元巨人)の2投手の獲得も発表した。


岸は未知数ですが、金森は日ハム時代1軍で投げていますし、ある程度期待できそうです。

そして謎の新外人ハフマン。レデズマを解雇しての獲得となりました。
レデズマは6500万ですからね。勝ちパターンに入れられないのにそれ以上の年俸を要求されたりしたら、解雇も止む無しでしょう。ロサに比べてコストパフォーマンスが悪すぎますし、今年のレデズマのポジションなら若手投手が埋めてくれるはずです。

ハフマンは打撃に期待できますが、内野手登録でありながらほとんど外野を守っており、内野の守備機会はごくわずかしかありません。内野のバックアップとしてはとても使えないでしょう。三振がやや多いので、日本の変化球に対応できるかどうかです。

ただ、このハフマンという選手。思わぬ男から太鼓判を押されていました。


【ロッテ】ハフマン「いい勉強になった」 (ニッカン)

ロッテ秋季鴨川キャンプの紅白戦で17日、メジャー経験もあるチャッド・ハフマン外野手(28=カージナルス3A)がアピールした。

 1番右翼で4打数2安打1盗塁。過去米4球団に在籍したが、01年にロッテで31本塁打をマークしたデリック・メイ氏(45=現カージナルス打撃ディレクター)に日本球界を勧められて初来日。

 前日もダイビングキャッチなど、ガッツあふれるプレーを見せた。この日がテスト最終日で「持っているものはすべて出せた。1週間このチームで練習して、日本人の勤勉さが分かった。いい勉強になったよ」と話した。


あのデリックメイですよ。2003年までマリーンズでプレーし、やる気を全く感じないバッティングフォームからホームランを量産したナイスガイです。2001年の開幕11連敗の時には選手たちに「君たちは野球をやっていて楽しいか?」と檄を飛ばした熱い男でもあります。

現役引退後はカージナルスのマイナーリーグでコーチを務めるなど指導力にも定評あり。息子は大学で野球をしており、将来のMLB入りは確実と言われています。

そんなデリック・メイから日本行きを勧められたということは、ある程度期待してもいいのかもしれません。夢を見せてもらいましょう。そして夢を見るならもう一本。ドリームジャンボな選手を獲りましょう。

あとはこの話題。伊東監督がついにブルペンでキャッチャーをこなし、若手の手本となったようです。

伊東監督 俺が教科書 若手捕手育成へ160球受けた (スポニチ)

名捕手の復活だ。ロッテの伊東監督が21日、千葉県鴨川市で行われている秋季キャンプで、就任後初めて捕手としてブルペン入り。西武の監督だった07年以来、6年ぶりにキャッチングを披露した。

 打ち上げを翌日に控え、血が騒いでいた。「若い捕手に(手本を)見せるのが一番の狙い。いかに投手をのせてやるかが大事なんや」。吉鶴育成担当コーチからミットを借りると、投球練習を始めようとしていた大谷に「さあ、来い!」と声を掛けた。

 ブルペン内は一気に独特の緊張感に包まれた。「ミットを突き破るぐらい投げてみろ!」「ええ球や!それを続けろ!」。小気味のいいミット音が響き渡り、1球ごとにかけ声が飛ぶ。160球。時間にして約1時間弱の「伊東塾」は、まさに生きた教材だった。

 07年にルーキーだった西武・岸の球を受けてからはブルペン入りを封印していたが、日本球界を代表する名捕手の技術は色あせていなかった。3年目の江村は「やばいぐらいうまいっす!あの柔らかさって何なんですかね」と目を丸くした。すべて直球を投げ込んだ大谷も「緊張したけど、1球ごとに意味を持って投げさせてくれた。僕の球はカットするけど、ミットが流れない。ミットが呼んでる感覚です」と感激しきりだった。

 今オフに西武からFA宣言した涌井の球も04年に受けている。19日のロッテとの初交渉後に電話で連絡をとったそうで、「(涌井は)感じとしてはよかった、と言っていた」と明かした。「来年の春も機会があればブルペンに入るよ。俺もまだまだいけるやろ。マイミットも持って行くから」。涌井の入団は確実とみられ、石垣島キャンプでは10年ぶりに「師弟バッテリー」が復活しそうだ。


伊東の現役復帰待ったなし!
涌井が入団し、9勝12敗ぐらいで1年間ローテーションを守ってくれれば来年もAクラスに入れそうです。