株式など税金は2013年12月25日の売却から2倍に! 含み益がある株や相続した株は節税売りをせよ
投資でせっかく儲かっても、税金でその多くを取られてしまうなんてもったいない。投資の税金がアップする前に一度利益を確定することで節税を。
株の期日は2013年12月25日!
保有株の利益を急いで確認しよう!
2014年から株や投信の儲けが非課税になるNISA(少額投資非課税制度)がスタートするが、忘れてはいけないのは、NISA以外では税率が20.315%と現在の2倍に増税されること。
含み益のある株を売却して、仮に100万円の利益が出た場合、2013年12月25日までに売却すれば税金は約10万円(復興税を除く概算)なのだが、同じ株価で売却したとしても2013年12月26日以降なら税金は約20万円と10万円もの差が出るのだ。
つまり大きな売却益がある人ほど、年内にいったん利益確定したほうがトクなのだ。
誤解も多いが、NISA口座の対象となるのは2014年以降の新規購入分だけ。現在保有中の株や投信を移管して税金をゼロにすることはできないのだ。
また、課税は受渡し日基準なので節税可能なのは、株は2013年12月25日売却(約定)分まで。投信はファンドごとに受渡し日が異なるので確認が必要だ。