「ダンロップ女子オープン」、最終日最終組は初優勝を狙う海外勢3選手に

＜ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン　2日目◇28日◇利府ゴルフ倶楽部(6,498ヤード・パー72)＞
　国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」は2日目の競技を終了し、台湾のテレサ・ルー、韓国のイ・ナリがトータル3アンダーで首位タイに並んだ。1打差の単独3位にはこの日6つスコアを伸ばした韓国のリ・エスド、2打差4位タイには藤田幸希と穴井詩がつけた。

　この日もタフなコンディションで多くの選手がスコアメイクに苦しんだ。その中、なんとかスコアを落とさず首位タイの座を守ったルーは「ショットが昨日より曲がったので、すごく難しかった。パーセーブするのでいっぱいいっぱい。その中では良くできたと思う」。ショットがラフにつかまり苦戦を強いられたが、粘りのプレーでスコアを落とすことなくホールアウト。明日はイ・ナリ、リ・エスドとツアー初優勝を目指す2人と最終組で激突。「面白い。自分のゴルフをしたい」と抱負を話し、2人には負けたくないかという問いには「はい」と回答。今季の「ヤマハレディース」ではプレーオフで敗れるなど、チャンスを幾度か逃しているが、今回のチャンスは逃さずつかむことができるか。
　この日のベストスコアをマークし、一躍3位に浮上したリ・エスドも8月の「NEC軽井沢72」でプレーオフで敗れ初優勝はおあずけに。昨年のこの大会では3位に入り「コースの印象はすごくいい。練習ラウンドから良かった」と相性の良さを感じている。「1日、集中してプレーすれば良い結果に繋がると思う」とまずは優勝の2文字を頭の片隅に置き、自然体でのプレーを心がける。
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