お酒が好きな若者は、浮気の確率が10倍―ニュージーランド研究
30歳までの若者を対象にした調査で、飲酒習慣のある人は、2、3年の間に10人以上の人とエッチをする確率が高くなることが分かりました。
お酒を飲む人はパートナーを変えやすい、暴力をふるいやすい―NZクライストチャーチにある国立オタゴ大学で、青年の飲酒に関する長期の調査が行われました。
これは、1977年に同市で生まれた1,000人を対象に、21歳、25歳、30歳の時点での飲酒習慣と生活習慣を追跡調査したもの。この結果、飲酒習慣を持つ人は、2、3年のうちに10人以上とエッチをした人の数が10倍、暴力を振るったことのある人の数が9倍になることが分かりました。
このうち、アルコール中毒で病院に通っている人は5%。また約1/4の人が病院に行くほどではなくても、何かしらの心身の問題を感じたことがあると回答しています。研究を主導したボーデン博士の分析では、飲酒をやめれば、これらの問題の47%は解決するということです。
飲酒が生活に及ぼす影響については、ティーンエージャーを対象にした研究が多くあります。今回は30歳までの研究結果ですが、30歳になっても若いころの習慣はさほど変わらないようです。
若いころに多くの人と付き合うのは、必要な経験ではあります。でも、お酒の勢いでパートナーを取っかえひっかえ、というのも頂けませんね。習慣を変えるのは難しいもの。自分を守るためにも「お酒は適量」でとどめる努力が必要です。
※ 当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー（http://www.worldjumper.com）の協力により執筆されました。
参考：Multiple partners linked to drink
http://www.nzherald.co.nz/lifestyle/news/article.cfm?c_id=6&objectid=11119033
