不況の造船部門を切り離し、現在はゴミ焼却発電設備が稼ぎ頭。農地修復事業も手がけ、復興に貢献する農業株の一面も。

トプコン
10万2700円で買える!(東証1部・7732/100株)
測量やGPS技術を生かした農機や建機の自動操縦システムで世界有数。農業&次世代自動車の両面から買える。

明星電気
8万7000円で買える!(東証2部・6709/1000株)
惑星探査機「はやぶさ」にも採用された技術力は、自動車の自動走行に欠かせないGPS衛星の制御分野でも大活躍する。

JXホールディングス
4万8800円で買える!(東証1部・5020/100株)
国内石油精製トップ。燃料電池車向け水素燃料の開発や太陽光発電の建設など、再生エネルギー分野にも積極展開している。

大日本コンサルタント
2万5500円で買える!(東証2部・9797)
橋梁に強く、安倍政権のインフラ輸出外交で恩恵を受けそう。防災関連の技術は世界的関心も高く新たな成長源に。

※いくらで買えるかは2013年7月8日現在。

※ 掲載の銘柄は、竜沢さんへの取材を元に編集部が選出した。

竜沢俊彦
野村證券 投資情報部長

1986年、野村證券入社。函館支店営業を皮切りに、国際営業部、本店資産管理部、千住支店支店長、営業企画部を経て現職。毎月、日本株&外国株の参考銘柄を公開する『Nomura21 Global』の編集にも携わる。「株オタク」を自任する銘柄への造詣には本誌も脱帽。



この記事は「WEBネットマネー2013年9月号」に掲載されたものです。