ピックは残していくよ - エルヴィス・プレスリーの墓参りをするポール・マッカートニー

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 元ザ・ビートルズで、現在アメリカでツアー中のポール・マッカートニーが現地時間26日、エルヴィス・プレスリーの墓参りをしたことがわかった。Mail Onlineによると、ポールがメンフィスにあるプレスリーの墓を訪れたのはこれが初めて。

 ポールは自身のツイッターで、「尊敬の気持ちを込めて」という言葉とともにプレスリーの墓参りをしたことを写真付きで報告。そこにギターのピックを残していったのは「エルヴィスが天国で弾けるように」という思いからだという。

 プレスリーはザ・ビートルズに絶大な影響を与えており、ジョン・レノンは1956年の楽曲「ハートブレイク・ホテル」を聴いて、ザ・ビートルズの前身バンドであるザ・クオリーメンを結成したほか、ザ・ビートルズがリバプールのクラブなどで演奏していた期間、彼らのレパートリーにはプレスリーの曲が12曲以上あったという。

 1965年にはロサンゼルスでザ・ビートルズの4人とプレスリーが面会を果たし、プレスリーを前に圧倒された4人に対し、プレスリーが「ねえ、もし君たちが一晩中ただそこに座って僕を見つめているつもりなら、僕はもう寝るよ?」と語り掛けたことでセッションが始まったという逸話も残っている。(編集部・市川遥)